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23時30分に怒鳴りちらす夫について

私は夜21時に寝ることにしました。
翌朝4時に起きだったからです。

どうせ寝るのが遅くなるであろう、夫と息子(小3・発達グレー)の寝室を離れ、別室で寝ました
朝、早いのでね。眠りを邪魔されたくなかったから。


すると23時。
遠くから、男性のがなり立てる声が聞こえてきました。
何かに怒っている感じ。
上の階のご主人か?下の階のご主人か?

と、思っていたら、
バタバタと足音が近づいてきて、
自分の息子が
「パパ嫌い!パパ嫌い!パパ嫌い!」と
とんでもなく大きな声で私の部屋の前で騒ぎ出しました。

男性のがなり立てる声が近づいてきて、
隣の部屋から息子に向かって
「早く風呂に入れよ!何時やと思ってねん!」
と怒鳴る声。

ああ・・
あの怒鳴り声は、うちの夫か・・(遠い目)

感情ブチ切れになった大人のおっさんが、
早くしろ!早く!早く!早く!」と
ガタガタと音を鳴らしだし、
子どもの声が甲高く
やめて!やめて!やめて!痛い!痛い!痛い!痛い!
とわめいています・・。

たぶん、腕をつかんで無理やり風呂場にひっぱっていってる感じ。
抵抗する息子と夫が押し問答になっているのか、
廊下でドタドタ、扉の音がガチャンガチャン、なっています。

息子が「パパ嫌い!絶対パパの言うことなんか聞かない!」と
さわいだら、
夫が「おまえ!俺を親だと思ってないんやろ!だからそんな言い方をするんやろ!
と夫のほうが格段に大きな声で騒ぎ出しました。
息子が急に、スンと冷静な声になり
息子「親だと思ってないとか、何を勝手に決めつけてんの?そんなこと、俺、一言も言ってないやろ。

その息子の言葉に夫が
夫「おまえな!おまえな!他の親やったら、こんな言葉、絶対に許されへんぞ!
と返しました。

息子「他の親とか、関係ないやろ。何を言ってんの?

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夫「お前な!
たぶん、夫から手が出そうになったと思います、
息子は「キャー!」と叫んで、
私の部屋を開けて、私の部屋に入り、扉を締めました。

息子「パパの言うことなんか聞かない!ママの言うことしか聞かない!
と、扉の中から叫んでいました。

夫は声をひっくり返しながら
ふざけんなよ、くっそぉ!くっそおおおおおおおおおお!!!!
と、叫んでいました。


時間は23時30分。
私、完全に覚醒しました・・。

息子が私の部屋の隅っこで、しくしく泣いていました。
私の布団に入って来ず、顔を覆って泣いてました。(たぶん、寝てるのを邪魔してはいけないと思っていたと思う)

私は息子を呼んで自分の布団に入れました。
いろいろ考えすぎてしまい、なかなか眠れない息子がすぐ眠れるように『睡眠用オルゴール』を流しました。
オルゴールの音を聞くことで余計なことを考えなくて良いように。


23時30分に
ふざけんなよ、くっそぉ!くっそおおおおおおおおおお!!!!
と、怒鳴り散らしている夫について、今回、話をしたいと思います。

息子が児童精神科に行く前、夫は、息子を叩いていました。

息子が1歳の時から、げんこつで頭を叩いていました
結構、頻繁にです。
「寝ろ!」とか、
それだけで頭を叩いていました。

息子がお風呂をぐずると、
1歳の息子を裸にして、マグロを釣った人のように、
足を上にして、息子を吊るして部屋を歩いていました。

夫は「言語化」が苦手です。
言いたいことの言葉の整理が頭で追いつかず、
感情だけが「ムカつく、ムカつく、ムカつく」と先に来るので、
言葉ではなく、手や足が出るのです。

夫に「叩く」ことについて注意をすると、
自分も親に叩かれて、ボコボコにされて育てられた」と言います。

夫「親に言いたいことがあっても、一言も言える状態じゃなかった。なぐられて無視されるのが怖いから、歯を食いしばって耐えていた。親には逆らってはいけないのに、こいつ(息子)は全然言うことをきかない。なんで、俺が怒られないといけない?怒られて耐えるのはこいつ(息子)だろ!?

と言ってきます。

子どもが生まれるまで、本当に優しい夫でした。
今でも優しい夫です。
でも、子どもにはものすごく厳しい。
厳しいというより、「子どもが幸せそうだと、腹が立つ」状態です。

親からのトラウマを子どもで晴らしてるように見えます。

子どもが児童精神科に行くと、親(夫と私)も生育歴を聞かれます。

夫「厳しすぎるくらい厳しく育てられたこと」「親を憎んでいること」「息子をたたくこと」

精神科の先生は、息子が受診する都度「お父さんは大丈夫ですか?落ち着いていますか?」と聞きます。

息子が悪態をつく原因には、やはり親の関わりも関係しているようで、
夫による「暴力」「暴言」がなくなれば、息子が落ち着くのではないか、と言われていました。

それから夫は、息子をたたくことについてだいぶ耐えていますが、
ストレスは図りしれず、息子対する怒りをベランダに出て
ふざけんなよ!ふざけんなよ!ふざけんなよ!なんで俺が悪いねん!なんでやねん!
などど、わめいている時がありました。


夫については、いろいろ思うところがあり、私は『愛着障害』じゃない?と夫に尋ねたところ、夫も、自分の「生きづらさ」は、【普通】じゃないと思っていたようで、

夫は精神科に行ってみました。

すると夫は

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