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おすすめの詩

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noteで見かけたおすすめの詩を取り上げて、勝手に感想を書かせて頂いてます。
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おすすめnote詩「夜を追う」

一連目。
「川を遡るように視線を泳がせる」
過去に遡る、とは書かずに「川を遡る」となっていて、それは「泳がせる」と呼応している。さらに一連目の後半部、「思い出す」「ヒグラシ」のイメージへの入口になっている。「それに救われるひともいるから」も素敵な文章で惹かれます。

二連目。
「線を引くたび」から始まる文章の発想がすごい。何かのメタファーなのかもしれない。どうしたらこういう発想にたどり着けるのだろ

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