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PT柔整なら知るべき腰痛の原因を4つに分ける考え方 3.椎間板編

今までのシリーズでは、part1椎間関節編とpart2筋・筋膜性編の腰痛2つを解説させていただきました!

今回のpart3では、、、

椎間板性の腰痛について解説していきます!

この記事を読むとこの様な知識が手に入ります!

・どこを痛めたか、なぜ痛めたかが分かる

・椎間板の特性を知る事が出来る

・腰痛を改善できるようになる

・患者さんに自信を持って症状を説明できる

・腰痛治療が楽しくなる

それでは始めていきましょう!

どこが痛むか?「椎間板」

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椎間板は髄核、線維輪、終板から構成されます。
腰椎の屈曲で、椎間板前部に圧縮ストレスがかかり、後部は伸張ストレスがかかります。

さらに腰椎の回旋が加わると線維輪内の自由神経終末を刺激し、腰痛を生じる場合があります。

椎間板の後部は、前部と外側に比べて脆弱なので、腰椎屈曲位で回旋を行うと伸張ストレスが強くかかり、いわゆる椎間板ヘルニアの原因となります。

椎間板ヘルニアになると下肢に坐骨神経症状を起こす可能性があります。

それ以外にも椎間板に伸張ストレスが加わることにより腰部に両側性の疼痛を起こす場合もあります。

椎間板性の腰痛を疑う場合は他の原因がない場合に疑うと良いでしょう!

坐骨神経症状がある場合は、椎間板ヘルニアか梨状筋症候群、神経と筋肉の癒着を疑いましょう!

次は疼痛誘発テストをご紹介します!

椎間板ヘルニアの疼痛誘発テスト

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