二眼レフで有名な「Rollei」の白黒フィルム
二眼レフカメラ「Rollei Flex」で有名なローライというドイツのブランドですが、実はフィルムも売ってます。
今回は、その中でもISO感度25という超微粒子モノクロフィルム「Rollei RPX25」の作例を紹介します。前半の写真は、ハーフサイズカメラの中でも異色の一眼レフハーフサイズカメラの「OLYMPUS PenFV」で撮った作例です。ハーフなので、フィルム面積半分で通常は画質的に不利でざらざらの粒状感がでやすく、よく言えばフィルムらしさがでやすいのです。
しかし、流石は超微粒子フィルムとっても繊細で美しい描写です。コントラストもしっかりあるのですが、階調が豊かで柔らかい写りです。わたしは、初めてこのフィルムで撮影して現像上がってきた写真を見て、その繊細で緻密な写りにびっくりしました。
とても魅力的なフィルムです。ただ、ISO感度が25ととても低いので、晴れの日の日中屋外でないと撮影が難しいです。しかし、露出が決まってピントもビシッと合えば驚くような画が撮れます。
OLYMPUS PenFV+Rollei RPX25作例
以上の写真は、ハーフサイズ一眼レルカメラ「OLYMPUS Pen FV」で撮影しました。
ハーフサイズカメラの中では、レンズ交換式の一眼レルカメラと言うこともあって、レンズ性能はかなり高い部類だと思います。そのレンズ性能とRPX25の超微粒子が相まって、ハーフサイズカメラとは思えない緻密な写真が出来上がったともいます。
MINOLTA TC-1+Rollei RPX25の作例
「ゆうさんONフラッシュ」以降の写真は、ミノルタ「TC-1」という1996年発売の高級コンパクトフィルムカメラで撮影しました。
このカメラは、発売当時コンパクトカメラと下はかなり高価な¥14,800でした、それだけにかなりこだわりの設計になっており、レンズもかなり評判が良いです。高精細、高コントラスト、フィルムとは思えないくらいシャープに写ります。
その高性能レンズと超微粒子フィルムの組み合わせで、かなり繊細な線が写し出されています。わたしの好み的にはややコントラストが高すぎる気がしますけど、、わたしはもう少し柔らかめが好きです。
ちなみに、同じ「Rollei RPX」シリーズでもISO25の他に、100、400がありまして、RPX400になると大分柔らかい気がします。
https://www.yodobashi.com/product/100000001002814895/
↑ヨドバシカメラのオンラインショップでも買えます。