見出し画像

余韻が続く(藤井風ソウルコンサート)

12月の回顧録、藤井風のワールドツアー最終日。

この翌日に引っ越しを決意し3日後に住まいを移すのだが、この時まではそんなことが起きるなんて想像もしていなかった。怒涛のスケジュールをコンサートの余韻で耐えた、タイミングって本当に不思議だ。

会社でしんどい時から藤井風の曲を私なりに解釈して聞きながらメンタルを保っていた。お守りみたいな存在だった。たまたまソウルでコンサートがあると知りそれを妹に話すと、たまたまその日がチケッティングの日で!私がヨガしている最中に妹がチケットをとってくれた!
タイミングって本当に本当に不思議だ!!



3時間ヨガしたあと帰る道、いつもより浮かれていた。




当時住んでいた家からコンサート会場までバスで40分ほどで着いた。日本人と韓国人の比率が6対4くらい。コンサート、しかもドームで行われる催しに一人で行くのは初めてで若干緊張していたけれど、日本語がたくさん聞こえてナゴヤドームにおるんかと錯覚しそうなくらいのアットホーム感だった。

ついにこの日が来たかーっと感慨深かった!
チケットは冷蔵庫に張っておいて、いつもこの日を楽しみにしていたなあ。


数か月前に会社で一人聞いた曲を、ドームで大勢の人と体を揺らしながら聞くのはとても感慨深かった。特によく聞いていたグレースは半泣きになって聞いた気がする。眠られない日も多くてただ息苦しかったあの時の私と、今ここで人目を気にせず歌って踊る私と。どっちも私なんだよなあ、と思いを巡らわせていた。
心と体がよく満たされた時間だった。結構冷えた冬の日だったけれど帰りのバスでは、ほかほかになっていた。

10月に妹と香川旅行へ行ったときに「たまたま」つけたテレビで藤井風のドキュメンタリーをみた。曲だけ聞いてきたので、「この人か~」と思ったのを覚えている。笑 
改めて、作品を発信し続ける体力はすごい。今日90分のヨガでクタクタになって帰ってきた私と同い年の人がワールドツアーをしたのか。つくるってやっぱり、かっこいいな!

香川のホテルで


このコンサートから帰って、しんどい日が何日か続いたけれど道中コンサートの余韻に浸れたのが大きな心の支えだった。

あれから早1か月が経ち、新しい生活にも慣れてきた。時間がたつほどやっぱり、あの日コンサートへ行ってよかったなと思う。時間がたつほどに色が濃くなる感じ。

会社で、ドームで、
引っ越しのトラックの中で、
そして今日ヨガ行く道で。

一つの曲を聞く場面が積もるほど余韻が続く。




今日の朝はバナナにカカオパウダー
ちなみに今日一番最初に聞いた曲はこれだった。
(난 행복해 - 소수빈)


そう!今日!
ヨガ院の隣にあるお店の名前がグレイスなことを知る。
いつも無心で通り過ぎすのに
たまたま看板に目が行ったんだよね。





たまたまがすぎる。




いいなと思ったら応援しよう!