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京都には○○が多い




 一年前の自分にもし会えたとして、面と向かって「お前、一年後は京都に住んでるよ」と言ったらどんな顔をするだろうか。多分、こいつ何言ってんだ、と一笑に付して取り合わないだろう。

 それぐらい、まさか京都に住むとは思ってなかった。ホントに思ってなかったし、たぶん、みなさんも、コイツは一生枚方から離れねぇんだろうなって思ってましたよね?

 そういうわけで、去年の夏から京都に住んで、約半年になる。

 学生時代に親しんだ街ではあるが、それはいわばお客さんとして京都に遊びにきていたようなもので、住むとなると話が変わってくる。そんな中で発見したことや気づいたことを、たまにこうして文章にまとめてみようかと思っている。

 京都に住んで、最初に思ったことがある。意外と○○が多い。○○がやたらとある。

 さて、○○の中には何が入るでしょうか?

 観光客? 正解っちゃ正解ですが、それは意外でも何でもないし、昔から知ってる。学生? これは、思っていたよりはむしろ少ない。

 私が住み始めて「やたら多いな、コレ」と思ったモノは、地蔵、である。

 枚方に住んでる時も、もちろん地蔵はちょこちょこあったのだが、その比ではない数の地蔵がこの狭い街中にむちゃくちゃ沢山置かれている気がするのだ。通りを曲がるたびに地蔵に出くわすと言っても過言ではない。

 たとえば、枚方にある私の実家から枚方市駅までのルート(徒歩約20分)では、道中にある地蔵は(記憶が正しければ)ひとつであった。

 ちょうど、現在の私の住まいから、枚方市駅同様、京阪の特急停車駅である、七条駅までの通勤ルート、こちらもだいたい20分ぐらいだ。比較するにはちょうど良い。

 家から、まず五条通まで出て、木屋町通まで歩いて、そのまま南下して、七条通りにぶつかったら東に向かってそのまま橋を渡り、駅へと降りる。たまに、正面橋を渡ってそのまま川端通りを駅まで行くこともある。これが現在の私の通勤ルートの一つだ。最初から川端まで行かないのがこだわりポイント。高瀬川が好きなのだ。あと、木屋町側から臨む鴨川が何とも言えず、良い。


鴨、じゃなかった、亀にも会えるよ

 

 話が脱線した。それで、地蔵の数である。どうですか、何個ぐらいだと思いますか。数えてみました。もちろん、見落としているのもあるとは思うんですが、少なくとも、自分が出くわした地蔵の数は、八体です。どうですか? 多くないですか?


白くてきれいなこんなのとか


ものすごく厳重に警備されてるやつとか


 バラエティ豊かなお地蔵さんがたくさんいて、見るのが楽しい。ちなみに、自宅のすぐ前にもひとつあって、それは町内会で持ち回りでお世話をしている。我が家も数ヶ月前に当番がまわってきた。

 そんなわけで、京都には地蔵が多いと思いました。が、その理由がまったくわからない。何かご存知の方、ぜひ教えてください。

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