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今年聴いた音楽 アーティスト編
みなさんこんにちは。
今日は今年聞いた音楽、アーティスト編。
SpotifyやApple musicといった音楽系サブスクリプションでは、12月あたりになると今年どんなアーティストやアルバムを利用者が聴いていたかをランキング形式で知らせてくれるサービスがある。
Apple musicの利用者である私はこの時期になり、そのランキングが発表されると、それと共に一年を振り返るというのが習慣となっていた。
今回はそのランキングをみなさんと共有してみたいと思い、これを書いている。今回は生成されたランキング「今年聴いたアーティスト」「今年聴いたアルバム」の2つのランキングのうち、前者のアーティスト編となる。
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6位:Led zeppelin
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クラシック・ロック好きを公言しているものの、恥ずかしながらツェッペリンを聴き始めたのはここ2,3年のことである。
というのも、彼らの音楽はどちらかというとカントリー・ロックやフォーク・ロックを好む自分にはハードすぎるだろう、というイメージがあり、聴かず嫌いを今までしてきたからだ。
しかし、雑誌レコード・コレクターズの2022年5月号「60年代のロック・アルバム200」で彼らの作品が紹介されていたことから興味を持ち、聴いてみると、その考えが誤っていたことに気づく。
彼らの音楽はハード・ロックのスタイルを取りつつも、フォークやブルースなどのエッセンスを感じることができる上、表情豊かなドラムとギターが聴いていて全く飽きない。
そのため、ハードなジャンルに疎い自分でもあっという間に彼らの音楽にはまってしまった。
今年も彼らは私の新しいフェイバリットとして、定期的に聴き続けた結果、この順位となったのだろう。
以下、お気に入り。
・Whole lotta love
とにかくギター・リフがかっこいい。イントロで聞こえる笑い声もこの曲の不敵な雰囲気を助長していると思う。
・Moby dick
こちらもギターがかっこいい。イントロのドラムも「これからものすごくかっこいい音楽が始まるぞ!」って感じがして最高。
アメリカの古典小説「白鯨(Moby Dick)」からタイトルをとっているのか、巨大な白鯨とエイハブ船長の死闘を表現しているように聞こえる。
また、私はワンピース読者なので、この曲を聴くと頂上決戦編で白髭が曲名と同じモビー・ディック号に乗って現れるシーンを連想してしまう。
5位:Bob Marley & The Wailers
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ボブ・マーリーは好きなアーティストの一人だが、今までこういったランキンングで上位になったことはなかった。
それがなぜ、今年はここまで上位になったのかというのには、はっきりとした理由がある。
それは今年5月に日本でボブ・マーリーの伝記映画「ワン・ラブ」が公開されたためだ。
彼の音楽が好きだった私は鑑賞しに劇場に足を運び、映画の内容に感動したのはもちろん、映画館の大音量で聴く彼の代表曲の数々にノック・アウトしてしまった。
それ以降、私は頻繁にこの映画のサウンド・トラックを聴くようになった。それがこのような順位に繋がったのだろう。
サウンド・トラックは彼の代表曲を網羅しているほぼベスト盤で、心なしか音質もそれまでの作品やベストより良い気がする。しかし、サウンド・トラックを作る上で新たにマスタリングした、という話は調べても出てこなかった。まあ、とにかく聴きやすいので、おすすめ。
・Rastaman Chant
エンドロールで流れていた曲。誰もが知っている曲ではなく、少しマニアックな曲を最後に流すのは意外だった。なんとなくこの曲は、他の曲よりも彼の素顔が見えてくるというか、素朴な魅力があって、伝記映画の最後にはぴったりだと感じた。
4位:Neil Young & The crazy horse
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このnoteではおなじみのニール・ヤングと盟友クレイジー・ホースがコラボレーションする際の名義である。
今年に入って彼らの特定のアルバムを聴くようになり、それがこの順位の原因になったと思われる。詳しくはアルバム編に書くつもり。
3位:Bob Dylan
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ボブ・ディランの音楽は私の生活の一部のようなものなので、この順位は妥当。また、彼の曲で一番聴いたのは、noteでも書いた「The man in me」とのこと。
最近は、バイト帰りのバスで夕闇に染まる郊外の街を眺めながら、アルバム「Nashville Skyline」を聴くのが好き。
2位:Le Sserafim
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Le Sserafimは最近私がはまっている韓国の女性アイドル・グループ。
はまったきっかけは今年の春ごろのこと。
友人と訪れた韓国料理屋のテレビで彼女たちのパフォーマンスが流れており、それを見た私は「こんなにかっこいいと可愛いがちょうど良いバランスで成り立っている曲があるんだ!」と衝撃を受けたことがきっかけ。
曲は「Perfect Night」という楽曲で、友人にメンバーの一人に日本で活動していたアイドル、宮脇咲良がいることを教えてもらった(彼女のことはHKT 48の頃から知っていた)。彼女が韓国で活動していることも知らなかった私にとっては、このことも衝撃的だった。
そのあと、彼女らの他の楽曲も調べて聴くうちに、みごとはまっていってしまった。
音楽好きにとって面白い楽曲もいくつかあり、特に「Blue Flame」では70年代のファンクやシティ・ポップで時々使用される「あの」リズムのベースラインが聴ける。
新しく好きになったアーティストは繰り返し聴いてしまう習性がある私にとって、彼女たちがこの順位なのは不思議ではないが、今年8月に彼女たちの新作EP「Crazy」が発表されたことも、再生数の増加に拍車をかけたと思う。
このEPに収録されている楽曲「Pierrot」も良い曲なので、ここに貼っておきたい。一曲の中にヒップホップぽいところやレゲエぽいところ、さらにはオペラぽい部分もあり、ひたすら聴いていても飽きる気がしない。
ちなみに、イントロ部分は韓国の人気歌手キム・ワンソンの楽曲からのサンプリング。その曲もとても良いので貼っておく。
1位:Neil Young
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一位は言わずもがな。
今年は彼の自伝を読んだこともあり、読書用BGMとして彼の作品を多く選んでいたのも一因だろう。
彼の曲はいつでも私の心に響くし、これからもそれは変わらないんだろうなあ、としみじみ。
今年になってよく聴くようになったトラックとしては、ライブ盤「Time Fades Away」収録の「L.A.」かな。かっこいいリフと美しいコード進行・メロディのハイブリットな楽曲だ。
このライブ盤はあまり人気がないみたいだが、私としてはアルバム未収録の良い曲がたくさん聴ける大好きなアルバムの一つだ。まだの方はぜひ。
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以上が私の「今年聴いたアーティスト」ランキングのトップ6だ。
みなさんはどんな音楽を聴いた一年だっただろう。ぜひ教えて下さい。 では、次は「今年聴いたアルバム」編で!