【監督死亡】アマゾンプライムで、『スーパーサイズ・ミー』を鑑賞。1ヶ月、マクドだけ食べて暮らしたら、どうなるか実験したドキュメンタリー…監督は今年、5月23日死亡。。。
『スーパーサイズ・ミー』(英語: 『Super Size Me』)は、2004年に公開されたアメリカ合衆国のドキュメンタリー映画である。
俳優で監督のモーガン・スパーロック自身が、「1日に3食・30日間、ファストフードだけを食べ続けたらどうなるか?」を映像で記録したものである。
この間、食事は水を含め全てマクドナルドで提供される物を摂取し、健康のための運動は行わず、彼の身におこる身体的・精神的な影響について記録している。
さらに、スパーロックはファストフード業界の社会的な影響を調査し、この業界が利益のために栄養を犠牲にしていることを明らかにした。
スパーロックは当時33歳、身長188cm、体重84kg、体脂肪率11%、体格指数23.7(正常値はアメリカでは19〜25である)という健康体であった。
30日間で、彼の身体には以下のような変化が起こった。
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・体重は11kg増加
・体脂肪率は18%に上昇
・体格指数( BMI )は27に上昇(アメリカ基準では「標準以上」)
・躁うつを発症
・脂肪肝を発症
・性欲減退
スパーロックは、元の体重に戻るまでに1年と2か月を費やした、という。
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実験のルールは以下の通り。
一日に3回マクドナルドの商品を食べる。必ずセットで注文しなければならないのかは説明されていないが、単品では頼んでいないという作中での描写から、セット単位での注文がルールであるらしいことがうかがえる。しかし作中後半で「バニラシェイクのLサイズ」としか注文していない場面があり、これが朝昼晩以外の注文だったのかは不明。
マクドナルドのメニューの全てを、一度は必ず食べる。
メニューに無いものは買わない。「水も含めて、口にできるのはマックで売っているものだけ」
「スーパーサイズ」にするかどうかを聞かれたら、決して断らない(必ず「スーパーサイズ」にする)。スーパーサイズにするかをどうか聞かれなかった場合、サイズをSからLの間で任意に選べるのかは不明。スパーロックは「エッグマックマフィンのバリューセット」や「ダブルクォーターパウンダーのバリューセット」と言っているだけで、ポテトやドリンクのサイズがどれぐらいなのかについては不明。映画のエンディングで、スパーロックは「スーパーサイズにするかどうかを“聞かれた”のは計9回」と述べており、聞かれなかった場合でもスーパーサイズにできたのかどうかは不明。
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サンダンス映画祭にて本作が上映されたのち、マクドナルドは『スーパーサイズ』のオプションを廃止し、いつものメニューに加えて、より健康的なメニューの提供を開始すると発表した。スーパーサイズの中止について、マクドナルドは「この映画とは関係ない」とコメントを出した。
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このドキュメンタリー映画は評判となり、2004年5月7日に本作が公開されると、全米興行収益のトップ10に2週間載り続け、ドキュメンタリー映画としてはかなりの成功を収め、アカデミー賞の優秀ドキュメンタリー映画部門にもノミネートされた。
みずからの身を削って実験映画を撮ったスパーロックは、ことし、
2024年5月23日に、ガンのために死んだ。
この映画が、彼の死因に関係しているかどうかは、まったくわからない。
しかし、ファーストフード中心の食生活が、身体に良くないことだけは、このドキュメンタリー映画を観て良くわかった。
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