かつて神戸の男子中学生はみんな丸刈りだった。
わたしも小学校6年生の終わりになると、母親に散髪屋へ連れていかれ、丸刈りにされました。散髪屋のオッちゃんは「そうか、とうとう、中学生になるんか。どや、アソコに毛は生えたか!」と妙にうれしそうでした。
私自身は「男子の丸刈りは一種の通過儀礼。女子の初潮みたいなもんかなぁ」と素直に受け入れていました。
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「丸刈り」校則の見直しが始まったのは、東灘区の人工島・六甲アイランドに向洋中学校が新設された88(昭和63)年から。同校の校則には丸刈り規定がなかった。87年に文部省(当時)の臨時教育審議会の答申で「個性の尊重」などがうたわれたことが影響した。
向洋中で頭髪が“自由化”されると、部活などで市内の他校と交流する際、同校の生徒が目立った。他校で生徒から校則の改定を求める声が上がり、向洋中から東灘区、さらに西部の中学校へと波及。阪神・淡路大震災が起きた95(平成7)年に全ての市立中学校の校則から丸刈り校則が撤廃された。
(神戸新聞より引用)
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この歳になると、中学生の「丸刈り」と「ブルマー」が、無性に懐かしくなる、秋の日也。
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ちなみに、2021年現在、某中学校では「マスクは白に限る」という校則があるそうです。色はどうでもいいけど、「不織布マスクに限る。ウレタンマスクや布マスクは禁止」にしてほしいなあ、公衆衛生的には。
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