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【昭和のヘンな番組】ボウリングドラマ「美しきチャレンジャー」。ポイントは小林旭。

昭和46年(1971年)ぐらい、日曜日の夜、TBSで放送されていたボウリングドラマ「美しきチャレンジー」。
ターゲットは小学生高学年〜中学生ぐらいかなぁ。
30分ドラマ。

前番組は「アテンション・プリーズ」かな?「サインはV」とか。特訓に性別の無い時代だ。

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プロボウラーを目指す実業団のボウリング部に入っているヒロイン(新藤恵美)。

ヒロインは、高校時代に陸上競技で国体にまで行った名スプリンター。
その陸上スプリンターの業績を買われて、高校卒業後は、けっこう大きな会社への就職が決まっていました。
入社したら、当然、陸上部にはいらなければいけない、


卒業前、ある日、トレーニングで走っていると、たまたま同じくはしっていたプロボウラーのモロボシ・ダンに遭います。

そこで、モロボシ・ダンに、ボウリングの素晴らしさを得々と洗脳されます。
ヒロインはモロボシ・ダンと同時に、ボウリングを愛するようになります。


「わたし、就職したら、ボウリング部に入るわ!陸上部はや〜めた!」


さて、高校卒業時に入社する大きな会社ににはボウリング部がない。
つらい、哀しい・・・。

そして、あることに気づきます。

「そうだ!大きな会社を断って、ボウリング部にある会社に入ればいいのだわ!」


両親にも黙って、大きな会社をやめて、ボウリング部のある中小企業に就職します。

なんと、その中小企業のボウリング部のコーチが、モロボシ・ダンだったのです。なんという奇遇!

「なんで、中小へ…」と悩むご両親。
ものすごい人気者だったプロボウラーの中山律子さんもゲスト出演。

◉◉◉


で、ボウリング部でモロボシ・ダンは、ヒロインをよびつけて、こう命じます。

ダン「おまえの弱点は、 7-10のスプリットだ。7−10のスプリットを100%、全部、倒せる必殺技を開発してマスターするんだ!」
これが「7−10のスプリット」。プロでも、0.7%の確率でしか倒せない。

◉◉◉

・・・さて、みなさん、ここで皆さん、よく考えてください。
いくらスプリットを100%、全部たおしても、相手が全部ストライクを出せば「300点」、そのほうが勝ちなのです。
モロボシ・ダンよ、なぜ、100%ストライクを出す訓練をさせなかったのですか?
意味がわかりません。

こういうヘンなドラマなのです。

まあ、この当時は「スポ根ブーム」だったので、汗かき、涙をだして、特訓に特訓に重ねれば、すべtが成立する時代だったのです。

そこそこの視聴率をとったのですが、6ヶ月放送されて終わりました。

提供の不二家が、「あ、全部ストライクをとれば・・・」と気づいてしまったのがうち切りの原因かもしれませんね。

ペコちゃん「フフフ…わたし、気づいちゃった・・・」

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主題歌は超名曲です!作曲・編曲は天才「筒美京平」です!

作詞:#岩谷時子
作曲・編曲:#筒美京平

カメオ出演で「#小林旭」さんがほんの少し(20秒ぐらい)登場するシーンもありますよ。・・・たった一回だけですが。。。


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