東京脱出の若者について。
今思うことがある。
東京脱出について騒がれるのは、本当に悲しい。
いや、この状況の中で、
帰省してしまう若者が悲しいのではなく、
帰省する動機を離れて暮らす家族が与えてることにだ。
可愛い我が子の命の息吹を
今は誰よりも近くで見守っていたい
何億の命より我が子の命が何より重い
だから
こんな時はそばに置いておきたい。
そういう親心ってすごくステキなんだけどさ
考えてみて欲しいの。
20歳になるかならないかの若者が、
いや、保菌してるかもしれないから
私は、俺は、絶対帰らないよ。
と言える若者が、
どれだけいると思っている?
まさに、帰りたいと思う心境で。
ものすごく心細い心境で。
帰って来てくれて、
元気な顔が見れただけで親ってのは幸せで
満足なんですよ。多分。
それは、子供の立場も同じです。
だけど、
未来を想像してみて欲しい。
帰ってはいけないと思うけど、
帰ってこいと親が言うから帰ります。
その先に何が待ち受けてる?
帰省してくれた我が子がもし保菌していたなら?
あなたの可愛くて仕方ない我が子の未来が見れなくなるかもしれないのですよ?
きっとこれから結婚もして、
孫も生まれて
今度は孫の成長が楽しみになって…
そんな未来を失くしてしまうかもしれない。
幸いにもあなた方親子が健康で生き続けられたとしても
保菌をしていた我が子が町中にウイルスを倍々に増やす原因になり
感染者、重症者、もしくは…命を落とす人が出てしまうかもしれない。
医療崩壊の根元になってしまうかもしれない。
若者も悩んでるんです。
本当は安心できる場所にいたいんです。
本当は家族と一緒にいたいんです。
帰りたいんです。
でも、帰ってはダメだと思ってるんです。
だから今、
親御さんへの取るべき行為は、
そこに留まりなさい。私たちは大丈夫。
そして、あなたが幸せな人生を送るために
今はそこで、動かずにいなさい。
何か必要なものがあれば送るから。
に尽きると思います。
今の若者の帰省のほとんどが
若者の意志よりも、
親御さんからの言葉が動機になってると感じます。
そして、若者の皆様。
親御さんにそう言って貰えたのなら、
それは見捨てられたってことじゃなく
あなたを愛してるからこその言葉であると信じて下さい。
だから、もし、
都会に1人留まったとしても、
カラオケや飲み会には行かないで下さい。
3密は絶対に避けて下さい。
1人は寂しいと思います。
心細いと思います。
でも、いつか絶対におさまります。
そうしたら、
また遊べます。
私たちよく頑張ったよね!
と抱きしめあえる日が絶対に来ます。
その日を遅くしてしまうのは、
ウイルスがあちらこちらに散らばることが原因なのです。
それを防げるのは今、
ウイルスを運ばないということしかなく、
与え合わない、貰い合わないということなんです。
もし友人10人いて
あなただけが移動をしない選択をしたとして
もしかしたら、
1人だけやっても意味なくね?
と感じるかもしれないけれど
1人だけでも絶対に意味はあります。
1が全ての始まりです。
10人が全て出てしまえば
あっという間に200にも1000にもなります。
もしそれが9で済むならば
180、900には抑えられるかもしれないのです。
何の知識もない私の単純計算でも
こんなに恐ろしい数になるのです。
ですが、
これがもし10人のところ5人で済めば?
10人のうち3人で済めば?
0なのが理想です。
あなたのコミュニティはあなたが守ってください。
あなたがリーダーになって友達を導いてあげて下さい。
長くなりましたが、
親御さん、今は帰って来いコールは
若者の善意を汲み、やめてあげて下さい。
何かあった時、罪悪感に苛まれるのは
親であるあなたよりも
帰ってしまった娘さん、息子さんなのです。
若者のみんなは、
善意で、
危険だとわかっているのだから
それが善意なはずだから、
自分の命、友達の命、大切な人の命、
あなたを支えてくれてる赤の他人の命を
その手で、
その行動で、
示し、守って下さい。
1日も早く、
安心して笑っていられた生活を
絶対に取り戻しましょう!