何かにつけて思い出す赤の女王の仮説
不思議の国のアリスの続編で鏡の国のアリスというのがありますが、その中でハートのクイーンがアリスに言った言葉
「ここでは力の限り走らなきゃいかんのだよ、同じ場所に留まるためにはね。もし他のところへ行きたいのなら、その2倍の速さで走らなくてはならんのだ!」
“It takes all the running you can do,to keep in the same place. If you want to get somewhere else,
you must run at least twice as fast as that!
「ここでは」をわたし達の住む環境のこと、
って置き換えると…
美容とか、健康とか、経済状況とか、現状維持するのは結構たいへんです。
さらに向上するとなるともっともっと頑張らなくては。
まるで下りエスカレーターを下から逆走してるって感じ?
(しかもちょっとずつ加速しちゃったりする)
力尽きたら底まで戻されちゃうのってキツイ。
けど逆に上まで昇りつめたらどうなるんでしょね?
やっぱり流れに身を任せるのが楽なのかもしれないと思ったり…。
いっそエスカレーターのスイッチ切れたらいいのにね、と思ったり…。
で、エスカレーター、で思ったのだけど
私たちは過去から未来に向かってるんじゃなくて、
未来が私たちの方に向かってきてるんじゃないかな?
「私」はいつでも「画面」の中心にいて、周りの風景が動いていく昔のビデオゲームみたいな感じで。
街を歩いてる、じゃなくて街の風景が大道具係によって自分の後ろに流れていってる…って考えながら過ごすと、なんていうかまるで、自分の求めるものは全て自分の方に向かってやってきてるって感覚になったり。
オチもとりとめもない、たまーにアタマに浮かぶことでした。
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