空のため息
雨の中を
自転車で行った
両拳は濡れている
膝も充分雨を吸っている
だけど嫌じゃない
小鳥はいつものように鳴いて
なんか楽しそうだし
雨粒に弾かれた葉は
ゆっくりと戻る
そんな中
人間だけが逆らうように急いで動く
もう何千回も経験してるのに
まだ馴染めないようで
会う人は皆
ため息で挨拶する
雨の中を
自転車で行った
両拳は濡れている
膝も充分雨を吸っている
だけど嫌じゃない
小鳥はいつものように鳴いて
なんか楽しそうだし
雨粒に弾かれた葉は
ゆっくりと戻る
そんな中
人間だけが逆らうように急いで動く
もう何千回も経験してるのに
まだ馴染めないようで
会う人は皆
ため息で挨拶する