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いにしえの光

午後四時の日差しは
何をしていても
斜め上からやって来て

無数の色の束は
まっすぐで

鼻先に触れれば
いつもやって来る
懐かしさ

誰のものか分からない記憶は
誰のものでもあって
美しく

人が人と
出会うための約束


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