始まりの日
君がいないと
たまらなく静かで
エアコンの音がこんなに
大きかったんだと驚く
君のスリッパは
行儀よく並んでいるし
連れて行って貰えなかった
君のリュックは空腹のままで
だらしなくぶら下がってる
頑張って準備したのに
見事に忘れられた腰に貼るシップは
じっと黙ったまま
僕の飲みかけのコーヒーを
一口盗まれる事はないし
君へのマッサージも
しなくていいけど
これが四日も続くのは
寂しい
※長男(高二)は部活の大会で
四日も家を空けることに。
三泊なのに一週間分位の荷物を持って
行きました。