そのひとときに思う
レースのカーテンが踊り狂って
強すぎるよなと
文句を言ってしまいそうな朝
川向こうの住宅の太陽光パネルが
月みたいに反射して
我が家の窓を照らしてる
立ち上がって窓を半分閉めれば
なんてことはなく
あっさり立ち上がれたのは
とってもよかった
そんな自分に気付いて
いつもは飲まないコーヒーを
ドリップで淹れてみようかと
思案している僕に
今日は十五夜よと
教えてくれた君に
二日前が十三夜だったからそうだうな
なんて憎らしい言葉が
何処から湧いたのだろうかと
お湯が沸くのを待ちながら思う
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