初任給とは

社会人になって１ヶ月が経ち、先日ついに初任給が入った。わくわくの瞬間だった。初任給とは、社会人になって初めてもらうお給料のこと。

ウィキペディアには下記のように記されている。

初任給 - Wikipedia

初任給（しょにんきゅう）とは、学校を卒業して正規雇用されるようになった人が、最初に受け取る給与のことである。それまで家族の扶養のもとで学生生活を行っていた人が、そこから自立し、自活するようになる第一歩の象徴であり、初任給を受け取ることは一種の通過儀礼ともいえる。それまでの感謝の意味をこめて、初任給を使って家族に贈り物をする人も多い。

初任給を使って家族に贈り物をする人も多い、ということで、私も両親と弟を普段は絶対行かない行けない高級鉄板料理のお店に連れて行った。

そのお店に連れて行くと決めたのには理由がある。

今勤務している会社で働くことが決まった際に、社長から「内定祝いとして食事に連れて行ってあげるから、好きなお店選んでもいいよ、どこでもいいよ」と言われた。そこで、私の頭の中の高級な料理＝鉄板料理だと思っていたので、都内にあって比較的オフィスから近い鉄板料理のお店を選んだ。

実際社長に連れて行ってもらった際、料理の美味しさ、空間、時間が素晴らしすぎて驚き、感動した。とても素敵な時間を過ごせて嬉しい気持ちと同時に「こんな素敵な思いを家族にもしてあげたいな」と思った。社会人になったら初任給で家族を連れてこようとその時決意したのである。

そして先日、両親と弟を社長に連れていってもらった別店舗へ連れて行くことができた。言うまでもなく、家族みんなよろこんでくれた。

お店のスタッフの方々の対応も素敵だった。母親は、なまものが苦手で、お肉は焦げ目がついて中もしっかり火が通っているものを好むタイプ。ローストビーフを買ってきてもそれを家でさらに焼くような人なのである。母の「これでもかというくらい焼いてください」というリクエストにもシェフの方は柔軟に対応してくれた。

そして最後、デザートを食べている時に、スタッフの方が記念写真を撮ってくれて現像までしてくれた。その写真を見ながらあることに気づいた。

「家族4人で写真撮ったのって小学生ぶりじゃない？？」

そう、父親が仕事で忙しかったり、弟が1人暮らしをしていたりでなかなか4人で写真を撮っていなかったのである。

もちろん、料理も美味しくて、お店の空間、過ごした時間はとても素敵だったが、家族4人での写真が1番の記念となった。

おわり。