2019年1月の記事一覧
『ボヘミアン・ラプソティ』に見る手段としての映画
異例のロングランとなった『ボヘミアン・ラプソティ』。しかし上映前は英米の批評家からは酷評されていた。
遅ればせながら今日この映画を立川シネマシティの極上音響上映で見た私はそのねじれ現象の答えが分かった気がした。
結論から書く。『ボヘミアン・ラプソティ』は映画として見ない方がいい。『ボヘミアン・ラプソティ』はライブを今までなかった形で体感するものなのだ。映画というのは上映する為の手段でしか
映画から見る戦後コミュニティ史 ー僕らは何を失ってきたかー
昨年、ある勉強会で発表した『映画から見る戦後コミュニティ史 ー僕らは何を失ってきたかー』のパワーポイントを口頭の発表抜きでパワーポイントのみで見られるに編集し直しました。
この発表は、50年代から現在までのコミュニティの変遷をその時代を象徴していそうな数本の映画をあげながら示しています。地方コミュニティが人口集中によって崩れ、その代わりに会社コミュニティなどが台頭し、やがてそれも崩れという流れ