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文学フリマ東京37に参加します

11月11日(土)に東京流通センターで開催される文学フリマ東京37に参加する。
※文学フリマ~文学作品の展示即売会。予約不要で入場無料、好きな作品はその場で買える!

参加は2回目。前回、気合いを入れて100冊刷ったエッセイ本がまだ半分ほど残っているのでそれを持参する予定だったが、新刊がないとやっぱりつまらないかなあと思い、この期間すこしずつ作業を進めてきた。

といっても書き下ろしではなく、これまで書き溜めたものをキュレーションした感じの作品である。フルタイムで働きながら一から何かを創作するには気力・体力ともに足らず、最近はそれが悩みでもある。

さて、ではどんな作品なのか。先ほど一足先に文学フリマ東京37のwebカタログにも商品情報を追加し終えたので(一般公開はもう少し先?)、内容を以下に転載する。

 TwitterがXになり、アカウントや履歴が消えてしまうとの噂や憶測が飛び交った今年。ひとまず履歴をすべてダウンロードして、(そういえば10年Twitterをやってきたのだ)と気づいた。一つひとつは小さい粒のようなものでも、期間ごとに区切ってまとめて見ると自分という存在のちょっとした変遷が読み解けるかもしれない。そんな風に考え、せっかくなら10年間のダイジェストを作っちゃうか、とZINEにした。

「2013年6月20日 喉乾いたのに冷蔵庫の中にトリスしかなかった」

「2015年11月6日 中学生の頃カッター持って追いかけてきた同級生が、今では立派に2児の母親。」

「2017年2月28日 新しいコピー機の仕様が分からなくて白紙の面を読み取らせてしまい、ただのホカホカなA4用紙を20枚量産してしまった本日のお昼下がり」

「2019年4月13日 iPhoneでメールの返信してて、ご返信ありがとうございますって打ったつもりがフリックミスでご乱心ありがとうございますになってた。危なすぎる」

「2021年2月11日 カプチーノ味のトリュフチョコレートとクリームチーズで限界ティラミスになります」

「2023年4月20日 チョコアイス食べた後に龍角散のど飴を舐めたら胃の中で天然チョコミントが生成されて自分の吐息がおいしかった」

 …ばかばかしい呟きばかりでただの自己満足の塊のような内容だが、お菓子をつまむ感覚で楽しんでいただけたなら幸いです。

まだ本刷りはせず、見本誌として1冊だけ注文した。校正し終えたら今回は50冊ほど刷る予定だ(さすがに100冊は多かった…)。

表紙もiPadでさくっと作成。自作LINEスタンプのイラストをそのまま流用している。表紙は、レザック(あさぎ)にする予定なので、実物には色がつきます。

104ページ、価格は500円(税込)。気になる方、もしいらっしゃればぜひブースへ遊びに来てください。

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