なにかいるよね、って話
いわゆる「霊感があるかも」っていう人を数人知っている。
そういう人と少し話をして、霊なのかどうかはわからないけど、「なにか」はいるよね、って思った。
わたしは霊感があるわけじゃないけど、目に見えない何かはあるなあ、って思ったことが何度かある。
どう考えても物理的にこれがこう上がって落ちるわけない、とか、このタイミングでこれがこんな風に揺れるの不思議だよね、という類の、他愛もない、偶然の、ちょっと不思議な話。
霊、って思うと怖いから、不思議、と自分の中で呼んでいる。
不思議、は連続で起こる。最近はそういえば起きてない。
そういうのを信じる人たちと、お互いのエピソードを話すのは結構楽しい。信じる人同士でないと、うまくいかない。
強い「霊感がある」人たちの話を聞くと、結構大変そう。現実だけでも忙しいのに、別の世界のことも担ってしまったらそりゃたいへんなのだろう。
わたしはふわふわした不思議を、これからも楽しんでいきたいと思うし、いつか不思議の正体がわかったらいいなあと思っている。
そのために少し長く生きてみるのもいいかなあ。
長く生きるの、いやだなって気持ちが強いけど。
そういえば、実家にいる頃、犬と猫がいて、犬猫はもしかしたらわたしたちよりはっきりと、不思議の正体を見ているのではないかと思ったことがある。
確かめようがないのが残念だけど。