好きだったお店の閉店、クライアントの廃業
ここ一週間ほど、天気も悪く、悲しいニュースも続いて、鬱々としていました。
まず、大好きだったお店が閉店してしまいました。
うどんが好きで、ささっと食べられるうどんのお店は多いのですが、ゆっくりできるお店は多くありません。美々卯は、落ち着いてうどんすきをたのしめるお店、個室もありゆったり過ごせるお店、ということで気に入っていました。
若いころ、ひょんなことから雑誌のインタビューを受けることになり、その時に雑誌社の方からどこに行きたいか聞かれてリクエストしたお店でもあります。ドキドキしながらインタビューを受けた、思い出のお店です。
うどんは子どもから高齢者までみんなで楽しめるので、親族や友達同士の集まりで利用したり、海外からお客様が来た時に仕事で利用したり、何度も利用させていただいた大好きな美々卯。関西では継続、というのが希望の光ではありますが、寂しいです。よく行っていた店舗にはもう、行けないのですね。あーあ。
そして、クライアント1社が廃業してしまいました。
最近、わたしの勤務先も仕事は激減していて、非正規雇用のわたしは1週間で2日しか仕事していない状態。そんな中、クライアント1社から廃業の通知が届いていました。あっさり、メールで。さみしいです。業界全体、中小企業が多いし、こういうこともあり得るかなと覚悟はしていました。ですが、現実として身近なところで起こってしまうと、やはりショックです。廃業は、企業の死ですよね。
「倒産」と「廃業」は違うということも最近知りました。倒産○○件、というのは最近よくニュースになっていますが、廃業はひっそりと行われており、実はその数は倒産以上。世の中の大きな流れで、仕方のないことなのかもしれませんが、やりきれない気持ちになります。
そんなこんなで、日照時間0時間、雨雲に覆われた空模様のようにどんよりした気分で過ごしていました。ですが、今日は青空。晴れていてまぶしい。いろんなことがあって、落ち込んだり復活したりしながら、これからも生活していくんだな、とベランダでたまった洗濯物を干しながら考えました。