31)シルエットがきれいなゴムスカートを本気で作って欲しい!
お洋服作りはハードルが高いな〜と思っている方でも、ウエストゴムのスカートなら作れそうって思いませんか?
ゴムスカートなら本当に簡単なのでぜひ作って欲しいのです。
でもね、型紙もなしに四角い布にゴムを通しただけでは綺麗なシルエットにはならないの。元の型紙が裾広がりのフレアシルエットになっていないと…
こちらはPattern Label 「マキシスカート」の型紙で作ったスカート。
布幅に合わせて切っただけの四角い布で作ったことがある方ならこの違いに気付けるかしら?
ウエストには適度にギャザーが寄っていて、裾にはちゃんとボリュームがあるフレアシルエットになっています♪
写真はウエスト部分を見て欲しいのであえてウエストインしていますが、お腹まわりにギャザーがあると下腹が目立たなくて嬉しいですよね♪
さらにウエスト部分の太めのゴムがアクセントになって、手作り感満載のゴムスカートと違った表情もこの型紙のポイントです。
このようにウエスト部分はトップスインしなくてももたつきがなく、ちょうど良い加減でギャザーが寄っていることが重要になります。
そして、このシルエットを簡単に作って頂けるのが「マキシスカート」の型紙です。計算されたフレアライン(裾広がりのシルエット)を市販されている布地幅内で作れるように考えられています。
比較写真があるので比べてみてくださいね。
下の写真は布地幅110cmのリバティプリント、Aタイプで作っています。
そして、下の写真が135cm幅の布地で作ったBタイプ。
ウエストとヒップのギャザーの寄り具合にご注目!
モデルちゃんのように痩せているなら110cm幅でもいいんです。
でもウエストが太かったり、お腹周りのいろいろをカモフラージュするなら↓このぐらいのギャザー分量が欲しいですよね〜
ということで企画することになったのが布地幅が135cmある「マキシスカート布地キット」です。
この微妙な25cmの差を実際にお召しになって体感して欲しいと思っています。(ぐるりで50cmの差)
布地幅はたっぷり135cmあります。(それ以上あります)
しかも着痩せ効果が狙えるタレ感とドレープが美しいテンセル素材(テンセル45%、綿55%)
※裏返してネットに入れ、お洒落着洗いで洗濯機で洗えます。
ウエスト部分に使う広幅のゴムとポケット口用の伸び止めテープもセット。すでに型紙をお持ちの方は「型紙なしセット」もお選び頂けます♪
この布地キットで学べること
読み疲れちゃった方はここで一旦お茶を飲んでくださいね。
ここからはこのキットで学べることを追記しておきます。
脇縫い目を利用したポケットの作り方を学べます。
しかも布端は袋縫いで丈夫に仕上がる方法です。
スマホもすっぽり入る大きさなので、安心ですよ〜
この作り方を覚えておけば、ポケットがない既製品にポケットをつけることができるようになります♪
このレシピでは1つのポケットを作るのに2枚の布地を使用します。
この布地のことを袋布と呼びます。
袋布には手のひら側と手の甲側があります。
手のひら側はポケットを入れる時に見えるので表地を使いますが、手の甲側は見えない箇所なので別地を使うことがあります。
もしも、お家に薄手のハギレがあったらぜひ手の甲側に使ってください。
布地の厚みが抑えられて、よりすっきりと仕上げることができます。
(キットには別布はついていないので共布で作ります)
スカートの作り方レシピではウエスト裏部分に布地の耳を使うことになっています。
一般的には上側に折り返してつけるのですが、ウエスト部分の厚みを軽減させるために折り返さない作り方を提案しています。
ただ、今回の布地キットの耳は少し広めなので写真のようにジグザグミシンやロックミシンをかけるのもよいと思います。
あとがき
今日も長い文章にお付き合いくださりありがとうございました。
この布地で作ったスカート。わたしはめちゃくちゃ愛用しているのでぜひ作っていただきたくて!
テンセルのとろっとした質感がとっても上品なんです。
もちろん縫いやすさも保証済みなので安心して縫い縫いに没頭できますよ♪
今回もスタッフ達がせっせとカットして布地キットを作ってくれたので、ガンバレーと応援してくださる優しい皆さま、ぜひともハートマークのクリックをお願いします♪
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