【筋肉】の基礎を知ろう!
こんにちは!youkaです!
健康維持のためにランニングやトレーニングをしている方が増えてきている中で、筋肉の事を知ろうとしている方はどれくらいいるでしょうか?
「とりあえず運動しとけば、やらないよりはいい」、「毎日ジョギングしてるから大丈夫」と根拠のない自信を持った発言をする方をよく目にします。
以前の記事にも書きましたが、【運動】・【栄養】・【睡眠】のバランスがとれて初めて筋トレの効果があり、パフォーマンスアップに繋がるのです。
さて、本題に入りますが人間はいくつの骨で成り立っていると思いますか?
①約100個
②約200個
③約300個
正解は…
②です!
では筋肉はいくつあると思いますか?
その前に、筋肉と言っても大きく3種類に分けられるので覚えておきましょう。
【骨格筋】
腱を介して骨に付着しており、身体を動かす時に働きます(随意筋)。
【心筋】
心臓を構成している筋肉で、自分の意思とは関係なく24時間常に働いています(不随意筋)。
【平滑筋】
心臓以外の内臓諸器官を構成している筋肉で、消化に関与しているのはこの筋肉です(不随意筋)。
この中の【骨格筋】が、いわゆる筋トレで鍛えられる筋肉です。この筋肉は身体にいくつあるでしょうか?
①約250
②約400
③約550
正解は…
②です!
【骨格筋の構造】
骨格筋はアクチン、ミオシンというフィラメントが滑り込む事でその長さが短縮(筋収縮)します。この2つのフィラメントから構成されるものを筋原繊維と言い、さらにその筋原繊維が束になったものが筋繊維。その筋繊維が束になったものが骨格筋(横紋筋)となります。
その骨格筋もさらに線維タイプによって分類されます。
【遅筋線維】
収縮速度は遅いが、持久力は高く疲労しにくい。
【速筋線維】
収縮速度が早く瞬発力が高いが、疲労しやすい。
※2種類の筋線維についてはこちらもチェック👇
これら2つの線維の割合(筋繊維組成)は個人差が非常に大きく、若者は遅筋線維よりも速筋線維の割合が高く、高齢になるに伴い速筋線維より遅筋線維の割合が高くなると言われています。
筋繊維組成は遺伝的な要因が大きいと言われていますが、トレーニングなどの要因によっても変化する事が明らかになっているので、長距離は走れるけど短距離は遅いとから…と諦める必要はありません!
では【筋力】はどうすれば強くなるのでしょうか?
筋力は骨格筋の量と神経系によって調節されます。骨格筋の力は筋横断面積(太さ)の増加が必須です。
骨格筋を太くする為にはジムに行き激しいトレーニングをしなければ…と思ってしまうかもしれませんが、自重トレーニングだけでも継続する事で効果があると言われています。
ジムに行く事に抵抗がある方や、金銭的に続かない方等も、まずは自宅でできるスクワットや腕立て伏せから挑戦して継続してみてください。
そうすると筋肉も慣れてきて、いつか物足りなくなってきたらジムに通い始めるのでも良いかと思います。
しかし私が1番オススメするのは、最初にパーソナルトレーニングやジムのトレーナーの指導をしっかりと受け、正しいフォームやタイミングを教えてもらった方がベストだと思います。
そうじゃないと狙いたい筋肉に適切な刺激が入らないので、トレーニングの質が下がってしまう可能性があるからです。
また、トレーニング中にいろんな知識を教えてくれる人もいらっしゃるので、プロテインのことや、休息時間についても学ぶ機会になると思うので、是非プロの指導を受ける事をオススメします!
ここまでお話しして、なんとなく【筋肉】とはなんぞやと言うことが理解できたでしょうか?
筋肉を知るとトレーニング中の意識やモチベーションも変わってくると思いますので、これからのトレーニングに役立ててください!
Muscles do not betray you!