本を読みたくさせる本
今日も繁華街へ向かう電車の中でまわりのスマホ中毒者をあざ笑いながら、紙の本を読む。
何を読んでるかって?
図書館で借りた、「迷宮逍遥」有栖川有栖(著)です。
別に、坪内逍遥の伝記ではない。
迷宮=ミステリーとした、編集部の案らしい。(こざかしい)
ミステリー作家の有栖川氏が、すでに書き散らした「文庫本の巻末エッセイ<いわゆる解説>」が一冊の本になるくらいにたまったから、再度単行本にしたものである。
noter の多くが過去のnoteを有料マガジンにするという手口と同じ本である。
中身は、日本に限らず欧米のミステリー作家の作品の評伝集となっている。
そして、いくつかは原典であるミステリーを読んでみたいと思わせる良書である。
問題は、紙の本だから読みたいと思った小説のタイトルを紙にメモしなければならない。
面倒だ。イライラする。(T_T)
帰りに、図書館へ立ち寄り検索端末のお世話になろう。
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