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[#128] 生まれ変わりのエジプト旅⑯

エジプト旅の続き↓

焼き物の街を後にして、ランチタイム!


茶色の景色を見ながら

焼き物の街で、見学やショッピングを楽しんだ後は、ランチタイムとなった。

エジプトでは、いつもホテルで朝食がガッツリ出てくるので、朝と夜の2食が定番になっていた。
朝から食べると、全然お腹が空かないのだ。

しかしながら、この日は珍しくランチを食べることになったのだった。

今回は、小高い場所から街が見渡せる、良い感じのレストランへ。

立地は最高だが、やっぱり街は茶系。笑
一応ピラミッドも遠くの方に見えたのだが、砂埃で輪郭があいまいだった。

やっぱり砂埃はデフォルト

ここは、洋食系のレストランだった。

私たちのテーブルでは、ルッコラのサラダ、リゾット2種類、トマトスープを頼んでシェアすることに。

エジプトでは洋食系のレストランをよく訪れたが、ハズレはなかった。
どこも味のクオリティー的には問題なく、おいしく食事が出来た。

ルッコラのサラダ
海鮮のリゾット

ここでも私はレモンジュースを注文。

ローズマリーがぶっ刺さっている、お洒落スタイルで登場した。
ジュースがフローズンタイプなのも新鮮だ。

このレストランでは、砂糖の有無を選べたので、今回は“無し”で。
これがレモンの酸味がストレートに感じられて、とても爽やか。

酸っぱいものが好きな私には、ちょうどよかった。
いつもの甘みがあるものも、それはそれでおいしいのだが。

やっぱりレモンジュース

レストランでおいしい食事とお喋りを楽しみ、ホテルの方へ戻ると、いつしか夕方になっていた。


ホテルから見えるピラミッドは、後光が差しているかのようで、とても神々しかった。

帰国の前日に見たこの景色が、エジプトの神様たちからのプレゼントのような気がして、胸がジーンとしたのだった。

神々しい~

エジプト名物

実は、後半に泊まっていたホテルは、エジプシャンオイルとパピルスを販売するお店の屋上にある。

ここのオーナーは、屋上にホテルをオープンしたばかりで、我々はそこに滞在させてもらっていたのだ。

そのオーナーさんが、ホテルだけでなく、アクティビティの手配など、滞在中とても良くしてくださった。
ありがたいに尽きる。

最終日を目前にしたこの日、ついに彼が経営するエジプシャンオイルのお店でショッピングをすることになった。

オーナーの甥っ子さん(だったか?)が、7つのチャクラと、それに対応するオイルの説明を熱心にしてくれた。

チャクラ別のオイルを説明してくれる店員さん

1種類ずつオイルつけさせてもらい、それぞれのチャクラに塗っていく。
(上半身だけね。笑)

どれもいい香りで、種類によって全然印象が違う。

香油なんて今までつける機会はなかったが、様々な香りに癒された。


癒されモードだったのも束の間、
一通り説明や試し塗りが終わると、スタッフによる猛烈なセールスが始まった。笑

さすがエジプト人、こういう時に彼らのエネルギッシュさが遺憾なく発揮される。

種類がたくさんあるので、色々考えて決めたいのに、
「どれにする?」、「容量が多いボトルの方がお得だぞ!」、「5本買えば2本無料でついてくるぞ!」などと、お決まりの売り文句を畳み掛けてくる。

「考えたいから、ちょっと待って!」と言うのに、考える隙も与えてくれない。笑

こんな攻防戦を繰り広げながらも、色々迷った結果、
第7チャクラ(頭頂)に対応しているロータス(蓮)と、浄化に効くというフランキンセンスのオイルを買うことにした。

どちらも、とてもいい香りで気に入ったのだ。

私たちのテーブルの皆が自分の買いたい物を決めると、「仕事終了」と言わんばかりに、スタッフの熱が急激に冷める。

おい!分かりやすすぎるぞ、エジプト人。笑

エジプシャンオイルの一覧表

店内に並べられているオイル瓶(呼び方分からん)も、とても可愛らしかった。

ミニサイズから中くらいのものまで、カラフルで見ているだけでもウキっとする。

女子の心をくすぐる品物だった。

かわいい~

最後の夜

オーナーが、最後の晩餐にと用意してくれたのが、“コシャリ”と呼ばれるもの。

エジプトの家庭の味というか、国民食とも言える料理だ。

エジプト国民食“コシャリ”

ご飯に、マカロニ、パスタ、豆、フライドオニオンが乗っていて、トマトソースをかけて、混ぜて食べるのだ。

この“コシャリ”という名前は、エジプトでは“混ぜる”を意味するのだそうだ。

炭水化物満載のこの食べ物、不思議な組み合わせだが、これがおいしかった。

炭水化物勢にトマトソースがよく合うし、フライドオニオンが味でも食感でもアクセントになっている。

そして、付け合わせの辛いソースで、味変もできる。

私は少し辛くして食べるのが好みだった。

見た目だけでは味が想像しづらいだろうが、エジプトに行ったら是非食べてみてほしい。

何でも、お店によって全く味が異なるそうだ。

オーナーの粋な心配りに、お腹も心も満たされた。



エジプト最後の夜、名残惜しくも、そろそろ眠りにつこうとベッドに入ったその瞬間だった。

ダンッ!

そんな音と共に、部屋が真っ暗になった。

!?!?!?

いきなり暗くなったので、何も見えない。。。

友人は外に出ていて、部屋に一人だった私は、急に不安になる。
もともと暗闇は苦手なのだ。

怖くなったので、探り探りで靴を履き、そろりそろりと部屋の外に出る。

すると、他の部屋の参加者も、ぞろぞろと外に出てくるところだった。

屋上なので、外に出ると街並みが見えるのだが、なんと!街全体が暗闇に包まれていた。


そう、停電だ。

このエリア一帯が停電していたのだった。

エジプトに来て、初めての停電。

海外だから、こういうこともあるよね、とは思うものの、帰国の前日に停電とは。笑
とんだお土産だなぁ。

まぁ、最後の最後でこんな経験も出来て、なんだか面白くもあった。

ただ、翌日の飛行機が飛ぶか心配だったが、聞くところによると、この街・このエリアのみの停電だったようだ。

空港に影響がないなら一安心。

最後の夜は、真っ暗闇の中、眠りについたのだった。

つづく。

最後までお読みくださりありがとうございました。

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