「仕事」という言葉を崩す
「仕事」という言葉は、皆さんよく使うかと思います。
「仕事ある」「仕事嫌だな」「仕事は大変」
と言ったネガティブワードにも。
「仕事楽しい!」「毎日仕事して幸せ!」「仕事はお金稼げる!」
と言ったポジティブワードにも。
仕事という言葉は、プラスマイナスどちらの言葉とも親和性が高い。つまり、非常に中性的な単語と言えそうです。
しかし、おそらくポジティブな使い方をする人はあまり多くないのかもしれません。なぜか?やはり、「仕事」という行為がどうしても「億劫なもの」だったり「面倒なもの」という社会的な見方があるからだと思います。
もし、ポジティブな「仕事」を表すなら、別の言葉選んでいるかもしれません。例えば、「趣味の延長!」「好きなことをやってるだけ!」「やりがいのある事!」「社会的な貢献!」などなど。
あと、仕事っていうと、少し曖昧さが残ります。今の時代、個人が何をできるかが評価されると思います。より、個人から生まれるものが尊重される。つまり、世間が求めるものが、taskという無機質なものから、有機的なcreationに変わりつつあるんですね。
この点において、仕事という言葉自体少し古い言葉なのかもしれません。
だからこそ、仕事という言葉を崩す必要があります。
例えば「自分のやっている事」という言葉を選ぶだけで、少し華やかになると思いませんか?より、自分に主導権があって、責任感があるような響きになります。
ちなみに、そういう観点から見れば、僕は好きな事をやっています。コーヒーというものと、自分のやりたいように跳ねまわるように、踊りまくっています。仕事とは思えません。言ってしまえば、「やりがいのある好きな事」です。
「いやいや、そんなこと言ったって、好きなことを仕事にできない人だっている」
とか
「そもそも、言葉を変えただけで、中身は変わらないよ」
という言葉が飛んできそうですが、それは違うと思います。
思考は言葉となり、言葉は行動になり、行動は習慣になります。
つまり、気持ちの持ちようで、言葉のちょっとした違いで、意外と人間は心理的に変わっていくものです。少しの心がけだと思います。今はデジタル機器が過渡期ですから、そのような機器で出来ないことはほぼありません。なので、スマホでリマインダーをかけて、意識させるように仕向けてもらうのもありです。
今度から、自分の仕事をより「自分ごと」として、自分にしか出来ないものであることを、一層意識しながら、取り組んでいこう。
そんなふうに思った、2020年の初めです。
それでは。