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あたしの池田祐一推し物語 7 感動の再会~サンクスフォロワー2~

あたしが人生で初めて書いたラブレター(大会に出るための資金造成ウェア購買希望メール)には、その日すぐにお返事が来た。

池田祐一が書いた文章が、池田祐一から、このあたしに届いた。

死にそう!!

脳みそはいつも誤作動してるけど、とうとう心臓も誤作動しそう!!

池田祐一があたしに向けて、あたしだけに向けて書いてくれたこのお返事アバババババ芥川賞も真っ青の光り輝く文章!

きちんと相手を見ているのである。いつもどんな時も見ているからのアシスト王なのである。カッコいいのである。

あたしと池田祐一は、それからもウェア売買のためのやり取りを重ねた。誤解の無いように書いておくが、普通の一般的な事務的なやり取りである。売り手と買い手の、必要最低限なやり取り。

あたしがいちいち感じ入ってるだけなのである。

少しくらいお花畑になったっていいじゃないか。「あなたが好きで好きでたまりませんアッ結婚してください」なんて書かない分、あたしにしては上出来だ。きちんと理性を保って事務的なやり取りをしている。あたしもやればできるのである。

そしてやり取りも一段落し、あとは届くのを待つだけという状況になり、気になってきたのは池田祐一が所属しているチームのこと。

今までは夢見心地でやり取りをしていたけれど、そういえばあたしが支援したのはどんなチーム?

池田祐一を支援というより、あたしは池田祐一のチームにがんばってほしいのである。彼と一緒に戦っている仲間は、池田祐一と同じく尊い。

どんな仲間と、どんなチームを作っているの?

 池田祐一の仲間も尊い。当たり前である。

そこであたしはいろいろと調べた。

もし彼らが情報を流していて、今回の資金造成のように広めたいと思っていたら。

あたしが知らないのは、池田祐一のファンとしてすたるというものである。

そして調べていく経緯も逐一呟いた。
どこからどんな情報が入ってくるか分からないからだ。

それなのに、全く情報が入ってこなかった。調べても調べても、全然たどり着かなかった。

あたしはただ、池田祐一のプレイが見たくて、そのプレイが公開されているなら見たくて、あたしは…  あたしは…

そんな、悲壮感を漂わせながら必死に情報を探すあたしに、とあるフォロワーの呟きが届いた。

いつも飄々と、そしてプチユーモアを添えたツイートが特徴的な、あたしの大事なフォロワーさんである。

目を見開き、冷汗をぶったらしながらリンク先に行ってスクロールする。

スクロール、スクロール…

居た。

いたんだよォ池田祐一がいたァ…
いたんだよいた!!
いたんだよォうわああああああん!うわあああん!いた!いたよォ!!ヒイィイィ…

彼のチーム名は「Two Face」

ありがとうsuzunekoさん。
ありがとう世界。
ありがとう沖縄。
ありがとう3×3を考えた人。

これで、フォロワーさんのおかげで、あたしは池田祐一のプレイを見られる可能性を繋いだのである。

ずっと見たかった。これがないと始まらないんだ。

この記事の画像は全て、

肉匠DAI(流浪の写真野郎親父)様@ORIXPONTA3150

からのご提供です。








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