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あたしの常田耕平推し物語 8 つねは架け橋

ﾖｳﾌﾞﾝさん

意気揚々と乗り込んだ滋賀でのプレイオフ。
第1節は青森が勝利を収めました。

けれど、そこでTwitterは荒れに荒れ。

 フォロワーに滋賀ブースターが全くいなかったあたしのTLにも、様々な見方が流れてきました。

あたしの推しのひとりに、池田祐一選手がいます。

様々な意見は、主にこの池田祐一選手に集中していました。確かに荒い選手です。狂犬です。手綱を握れるのは高原元HCだけ。他の誰も握れませんし、そもそもが手綱なんてかけられたら喰いちぎる、そんな選手です。

わぁーーーボール待ってぇえぇ！！って
聞こえてきそうでかわいい

正直、あたしはほくそ笑んでました。第一印象がそれなら、逆にハマるのも早い。人間ってそんなものです。

でもやっぱり。
やっぱりこんな争いは早く収束してしてほしい。何度も書きますが、真剣勝負に良いも悪いもありません。ただ様々な見方があるだけです。

そんなあたしの思いとはうらはらに、Twitterでの炎上はおさまることがなく、どんどんどんどんお互いのブースターを巻き込み大きくなっていきます。

でも、そんな中でポツポツと。

つねに対する、興味のツイートが目につくようになってきました。


コートから出そうになってもボールを一生懸命追いかける

3Pのフォームめっちゃキレイ

 疲れてるだろうに、フリーになろうと走る

何よりバスケしててすごく楽しそう

あたしは、コレだと思いました。
そうだ、うちにはつねがいるじゃないか。
あの人たらし。

今すぐに池田祐一の良さを分かれ、なんてそれは無理だ。

でも、つねなら。
つねならきっと敵をも魅了してくれるはずだ。

池田祐一がブルーチーズなら、つねはモッツァレラチーズ。真白くてホワホワ可愛くて、万人に愛されて、でも熱くなるとみょーんと伸びる。

つねだ。
つねに架け橋になってもらおう。
選手の事を知ってくれたら、きっと。

あたしは、普段付けないタグ付きでこのツイートをしました。滋賀のブースターに見てほしかった。青森のブースターにも見てほしかった。他のチームのブースターにも見てほしかった。

ありがたいことに、たくさんの反響をもらいました。たくさんの滋賀ブースターさんから反応を頂きました。

ワッツ存続の危機をどうにかしたい、あたしのできることを、と思って肉匠さんと書いた「いいところ」が、ここでも活躍するなんて。

この「いいところ」で、少なくとも約2名の滋賀ブースターさんがつねの沼に沈みました。

良かった。つねのいいところが伝わった。こんなに嬉しいことはない。

つねが青森と滋賀の架け橋になってくれたこのプレイオフ。ワッツは滋賀レイクスに惜しくも敗れました。

この表情の豊かさ。相手の顔もいい。
どうしてこんな一瞬を切り取れるのか
 肉匠さんとカメラが溶け合ってるとしか
思えない

つねは、滋賀ダイハツアリーナの天井、滋賀ブースターの心からの言葉が書かれた天井を見上げて「わァ…✨😊」って笑顔を浮かべました。

それがとても印象的だったんです。
ディズニーランドに初めて行った、子供の顔。
そんなつねの顔を見れて、本当にあたしは満足でした。

そして、選手入れ替えの時期。

さあつね、またあそこに行こう。
POの舞台に行こう。
今度こそ、今度こそ頂点に行こうよ。

あたしはつねの継続発表を待ちました。

気楽に構えてたんです。
つねがどこに行くって？青森でこんなに楽しそうにバスケをしてるつねが。どこにも行かないさ、きっと…。

次回に語りますが、この頃から滋賀のフォロワーが増え始め、あたしは蹴散らしに必死になったり煽ったり。それでも怯まない滋賀に困惑しながら騒がしい毎日を送っていました。

そんなある日。つねが呟きました。

 1度目は。
1度目は、なんだつね、また居てくれるんじゃん！見せたかった後悔を晴らしに行こうぜ！なんて思ってたんです。

でも、何度か繰り返し読むうちに、ジワジワと。

何言ってるのつね。ずっと応援するに決まってんじゃん。見せたかったなって、見せたかったら見せてよ！！見せたかったなって、なんで過去形なんだよばかつね！！やめてよ！

あたしは半泣きになりながら引用RTをしてしまいました。いやだよつねちゃんまだまだいてほしいよ！！ また「僕いますよ笑」って言ってくれるんだよね！？！ねぇ！？


この記事の画像は全て

肉匠DAI(流浪の写真野郎親父)様@ORIXPONTA3150

からのご提供です。



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