いつも左耳(メニエール病⇒中耳炎⇒???)
今年は忙しさとストレスのせいか耳の不調が多い。
今年二月のキッチンカー納車前は、これまで経験したことない「めまい」が襲った。
朝ベッドからむくりと起き上がるところから世界は揺れている。天動説。その後椅子に座るだけでも、下のものを取るために”かがむ”だけでも一苦労。外ではまっすぐ歩けない(自分では歩いているつもりでもおそらく酔っ払いのようにふらついている)。これで車に乗って本当に大丈夫だろうか?という恐怖感と戦っていた。
耳鼻科に行き、検査を受けたら、『メニエール病』だった。特に左耳の聞こえが悪くなっていると。車の運転は問題ないが放っておくと『突発性難聴』になると脅され、激マズなあの薬を処方された(メニエールになった人はたいがい処方されるアレ)。
しかし今度は副作用で喉がイガイガ。いっときは思うように声が出なくなった。ほんとよ?(左右の喉の粘膜がへばりついて開かない感じ)
ちなみにメニエール病でネット検索したら『真面目で、神経質な、40代(オイっまだ30代じゃ)、女性がなりやすい』と出た。そう!それ、わたし!病気にまで選ばれた気がしたわ。ちなみにアーティストがなりやすい病気なので、これでめでたくアーティストの仲間入り。
たかがめまい?と体験したことない人はいつもそう言う。本当に人は、一度弱い立場にならないと弱い立場のことがわからないようにできている。特に男子は病気をバカにする傾向がある。「ただのめまいかよ」「ただの生理かよ」って。そういう男が尿道結石になったら言い放ってやりたい。「ただの石っころじゃんかよ」って。
まあでも仮にメニエール(女がなりやすい)と尿道結石(男がなりやすい)が併発したら、それはもう「私らしい」としか言いようがないわね。ジェンダーフリーな病み方。どっちの病み方も知ってるなんて、おめでたいわ。
さてメニエールが落ち着いてきたかと思ったら、次は耳の中がグジュグジュするようになりまた耳鼻科に行ったら、今度は『中耳炎』。これまた左耳。
これが治りかけたと思ったら、今度は(汚い話ばかりで恐縮だが)耳垢や耳汁?が出てきて、ある朝バッと起きたら急に”左耳”が聞こえなくなってた。
焦って耳をほじったらなんとか通ったけど、それはプールのときに水が入ってきた感覚。液体がぷかぷかと溜まっているような。目が覚めたら突然そうなってるんだから「ああ、もうこれで左耳は難聴になったのね…」と思ったらとても辛くて、切なくて…「手話でも接客業って成り立つかしら」とか。とても恐怖だった。きっとうまくいくよね、と。
とりあえずまた耳鼻科に行った。
今度は医者が呆れ顔で、
『あんたの耳の穴は…ほんとに幼児くらい小さいね!』
と言われあっけにとられた。
診断結果はは『耳垢』。きれいに掃除してもらった。
ただ、僕の『穴の小ささ』は相当?なのか、おじ医者が耳の穴の映像をモニター越しに僕や看護師さんらに見せ「ほら!小さいよな!」と言いふらしていた。看護師さんらも「ほんとですね」と小声で反応していた。
「お前の穴は小さい」
エクスキューズミー? それは精神的な話? それとも肉体的な話? 幼児並みなんて、失礼しちゃうわ!
それにしてもいつも左。
右でなく、左ばかり不調が出るの。
そればっかりはどうも不思議。