家族で湘南移住記#22/子どもが「移住したくない」と言い出した!!!
2022年10月から持ち家マンションを売りに出すも、有効な話が無いまま約半年が経過。。
移住への思いが募る一方で、全く事が進まない。。
そんな、なかなか進まない移住計画、夏を目の前に息子が、
「別に引っ越さなくてもよくない?」
と、突然言い始めたのです。
!!!!!💦💦💦
行きたく無くなった息子の言い分
聞いてみると、、、
・引っ越す必要がわからない。
・どんな家になるのかわからないからイヤだ(・・・確かに)
・今の家が気に入っている(TOP写真はベランダからの眺め)
・今、楽しいから転校したくない
・茅ヶ崎はいいところだけど、たまに遊びに行くくらいでいい
とのこと。
確かに、必要に迫られすることではないし、物件も決まっていないわけだから不安なのもよくわかる。。
「売れなきゃいいのに、、、売り出しはやめよう
オレ、転校したら学校行かないから」
と言い始めたのです。
それに影響され、妹もやや後ろ向きになり。
一気に不穏なムードが我が家に流れました。
そんなタイミングで、なんと購入したいという方が現れたのです!
しかもかなり前のめりな。
なんとも絶妙で皮肉なタイミング。
どうしよう、、、。
子どもとの気持ちの確認へ
ここまで進めてきた計画だから、子どもの意見だけですぐさま白紙にするのはそう簡単にはできないし、したくない。
例えば、、、
✔ ここでしか学べないサッカーコーチがいる
✔ 全国大会を目指している部活に所属していて、達成したい
みたいな「ここでしかできないこと」があるのなら別だけど、そうでもない。
単に、今の慣れ親しんだ場所、親しい仲間と離れたくなくて、つまりコンフォートゾーンにどっぷり浸かっていたい、というわけだ。
息子の拒否感はつのるばかり。
この息子の拒否感は、
移住をやめた方がいいというサインなのか?
はたまた、
我が家が幸せに向かうまでの乗り越えるべき試練なのか!?
私たち夫婦はここで一時的にでも売却を取り下げたら、この先はないな、と直感的に感じてました。
けれども、息子の気持ちを無視したり、無理やり押し切ることはしたくはない。
そうして、流れに逆らったことは結果的にうまくいかないはずだから。
ここでこの計画が無残にも崩れてしまうのか。
「いつか」はやっぱり「いつか」のままで、実現はほど遠い夢だったのか、、なんて不安と絶望に押しつぶされる日々。
売却の契約まで、猶予が約2週間があり、それまでは子ども達との話し合いを重ねる貴重な日々となりました。
週末は一人ずつと湘南に向かい、じっくり身を置いて過ごしたり。
また、私と夫の考えていることも伝えていきました。
✔ 子ども達も好きなことをしてほしいように、
お父さん、お母さんにもやりたいことがある。
✔ 身を置く場所の重要さ。
✔ 様々な場所で住むことは、人生において幅が広がるし、
貴重な経験となる。
✔ 確かなことはないけど、家族での冒険に懸けてみたい。
といったようなことを。
頭では、新しい出会い・世界が広がっていることも理解していたようなので、息子も苦しんでいるのがよーくわかりました。
もうあと数日で同意を得られないと断るしかない、、というタイミングで、
「わかったよ、行くよ」
と息子。
もう引き下がれない状況であることを理解していて、半分「仕方ない」と思っているようでしたが、自分が渋ったことで、頓挫してしまうこともいやだった様子。
一度決めたことを撤回しがちな息子が、自分から、
「じゃー、署名でもしよう!」
といってみんなで署名を残しました。
わざわざ書くこともないけど、、、と思ったけど、それぞれ移住先でやりたいことを書いたり、イラストを残したりして、家族での決意が固まったのを感じました。
うん、これはいいアイデアだった!そしてこの署名は、この旅の宝物になると確信したのです。
そして、ありがたいと思うと同時に、一気に責任感がずっしり。
移住に伴って、何か問題があったら、何があろうとも全面的に彼らに寄り添うことを決意したのであります。
いざ、売却へ
そして迎えた売却契約の日。
待ちに待った日であるはずなのに、私はド緊張で不安でいっぱいに。
集める資料もたくさんあり、お金の段取りもしないとならない。仕事以上に忙しい数日で、何か忘れていることはないか?と心配ばかり。
それとは同時に心の奥底でザワザワするのが抑えられない。。
今までにない、複雑な感情に押しつぶされそうになるのでした。
つづく。
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