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妖怪えほん『ことりぞ』

 新型コロナウィルスの沈静化を祈って妖怪『アマビエ』のイラストを描く人が続出し、ネット上には次々と投稿され一躍有名になりました。

 そこで妖怪つながりの絵本を紹介します!

【ことりぞ:子取りぞ】島根県出雲地方で聞かれる妖怪。夕方遅くまで遊んでいる子や、かくれんぼをしている子をさらい、油を絞り取り、南京皿を焼くと言われている。赤い服に赤い靴の女の子は古風なお面が印象的。見えそうで見えない、見たいけど見たくない・・・・・・。不気味で子供のころ怖かった場所が美しい絵で描かれていて、不思議な世界に迷い込む。

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「なにかいますか?」

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「なにもいません」

 ホントにいない? 
 誰と会話しているの?
 

 先日、姪っ子ちゃんの家に行った時のこと。マンションのエレベーターの音がやけに気になり、乗り込む前にドアに書いてあったメンテナンス会社の連絡先を携帯電話のカメラでパシャリ。ギシギシ言うような、ミシミシ言うような・・・・・・。なんか鈍い音。何事もなく六階へ到着。

 可愛い姪っ子ちゃんに癒やされ、元気よくバイバイ! またエレベータに。すると、直ぐに五階で停止。「ん?」と思い、誰か乗車するのだろうと、自動ドアが開くのを見つめるも・・・・・・。

 無人。

「え?」

 ドアは開いたまま。

 さすがに不気味に思い、携帯電話を握りしめたまま恐る恐る顔を出して左右を確認しました。やっぱり誰もいない。さぁ、このまま一階まで乗り続けるのか、ここで降りて非常階段を使うべきか。非常階段? 夜の非常階段。それはそれで不気味じゃない? 

 私は怖い話が大好きで、日本の怪談によくあるエレベーターの話は頭に過ぎりましたが・・・・・・。霊感が全くない私は、もしかしたら見えない何かが一緒だったのか。と考え、姪っ子ちゃんが怖がるといけないので、これは秘密の話として封印することに。

 それより
 妖怪より 幽霊より・・・・・・。
 人間のほうが よっぽど怖い。




 

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上村 雄
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