見出し画像

ブルーマンデーってなんでつらいんだろう?

ブルーマンデー、という言葉があります。
なぜ、マンデー(月曜)はブルー(憂鬱)なのでしょう。

「仕事がイヤだから」?

おそらく違います。

月曜がイヤな人たちの多くは、行くのはイヤだとしても、行ってみればそれなりに張り切って仕事をしますし、金曜まで「イヤだイヤだ」と働くわけでもありません。

むしろ、木曜、金曜あたりは充実してやりがいを感じている人すら多いことでしょう。

では、なぜブルーマンデーなのか。
それは…

土日があるから。

土日の自分と、月~金の自分が違う人、たくさんいると思います。
働いている日と休んでいる日。
オンとオフ。
違うのは、まあ当たり前かもしれません。

では、なぜその違いで憂鬱になるのでしょうか。
それは、土日の自分こそが「自分らしい」と感じているからかもしれません。
会社勤めにせよ、そうでないにせよ、働いている自分が100パーセント自分らしくあれる人は、多くありません。

それは、そうです。
お客様や上司や取引先というものがありますから。
なので、日曜の夜から月曜の朝にかけて、ほとんどの人は「自分らしい自分を殺す準備」をしているのです。

だから、憂鬱。

そこまでは、わかった。
じゃあ、どうすれば良いのか。

ひとつは、これがわかっただけでもだいぶ良いような気がします。
漠然と「イヤだな」と思っていたのが、こんなふうに変わる。

「そうか。自分は自分らしい土日の自分が好きで、それを惜しんでいるんだなぁ」

そう具体的に思えるだけで、かなり楽です。
人は、よくわからないものに不安や恐れを感じます。理由がわかれば、なんてことはありません。

さらに理想を言うならば、「もっと自分らしく働く」ということができれば、ブルーマンデーなんて感じなくなるのかもしれません。

仕事を変えましょう、ということではないですよ。
むしろ変えるのは自分(の気持ちの向け方)かもしれません。

同じ職場でも、月曜日の朝に口笛を吹きながら出勤している人、いるはずです。
その人の考え方、行動、使う言葉。
なにか真似できる所があれば、してみる。

それができると、なお、月曜が楽になる、のかもしれないと思うわけです。
そのようにして、月曜日を楽にしていきたい、と思うわけです。

さて、個人的な見解をつらつらと述べてまいりました。
皆さんはブルーマンデーについて、どうお思いですか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?