近松っつぁんにお参り
記者としてお世話になって20年短歌作った報告に行く
新卒で勤めた街が尼崎市で、当時のキャッチフレーズが
「近松のまち、あまがさき」であった。
近松門左衛門ゆかりの地は
鯖江、大阪市、といろいろ名を上げているが
尼崎は市を挙げて、市民参加して盛り上げていた。
私は取材者として参加していた訳で。
ただ。
20代後半から30代の、恋愛下手からすると
近松作品を読み切れていなくて、
当然知っているべきことでも、わかってなくて
相手に話合わせてました。ごめんなさい。
近松作品を上演するために俳優さんやスタッフさんがお参りされる時、あるいは毎年秋の「大近松祭」には何度もお伺いした。また、笑われるかもしれないが、普通のオンエア原稿が書けなくなってしまったり、通販で、商品知ってるのに知らない振りして番組の回し役するのに悩んで、演技ができませんって相談に来たこともあったね。
のこれとはおもふもおろかうつみ火の
けぬまあだなるくち木かきして
近松っつぁんの辞世の歌、WEBだともう一首出てくるんだけど
この歌碑の歌、意味がわかると結構グサッと来るな。
短歌にせよ、コピーにせよ、放送原稿にせよ
物を書くっていうのは、儚いことかもしれませんねぇ。
(一部、「近松かたりべ会」様のWEBサイトを参考にしました)