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2024年面白かった本Best5

マンガに比べて本はあんまり読めませんでした。
小説ってマンガと比べてハードルが高くて。
読むのに気力と体力がいる感じです。

子どもが産まれてから、ほとんど読めなくなり、去年から少しずつ読めるようになりました。

読みたい本はたくさんあって、積読状態になっています。
来年こそは去年発売初日に買った村上春樹の新刊を読まなくては。



1位「52ヘルツのクジラたち」

何年か前に本屋大賞になって、ずっと気になっていた本。
今年、杉咲花さん主演で映画化されていましたね。

期待通りの面白さでした。
内容はハードで読み応えあるんだけど、ちゃんとエンタメでとても読みやすかったです。

ヤングケアラー、虐待、性的マイノリティ。
誰かに手を差し伸べることが、自分を救うことにもなる。
人と人の間に希望があるんだと感じる作品でした。


2位「2人1組になってください」

バトルロワイアル系の作品。
マンガではよくあるけど、本では珍しい?
女子高でのスクールカーストといじめがテーマ。
サクサク読めて面白かったです。

設定よりも友情の描き方がフィクションだなと感じつつも、その尊さに涙しました。

個人的には米津玄師さんとハチと村上春樹が本文に出てきたのがツボでした。

3位「ジェンダークライム」

天童荒太さんの新作。
この作家さんの作品はほぼ全部読んでるので、楽しみにしていたのですが、期待以上に面白かったです。
一気読みしました。

ジェンダーについてもすごく考えさせられるのですが、ミステリー要素もちゃんとあって、theエンタメでした。

4位「君のクイズ」

米津玄師さんがインスタライブでお話されてた作品。

こちらも面白くて、一気読みしました。
こんなミステリーってありなんだと。
早押しクイズで問題が読まれてないのにクイズに正解する。
どうして、そんなことができたのか?
その謎を解明するミステリー。

最近、人が死なないミステリーが流行ってるのでしょうか?
「地雷グリコ」も気になって、積読状態になっています。


5位「クジラアタマの王様」

伊坂幸太郎さんの作品。
読まない間にたくさん作品が出ていました。
久々に読んだんですが、ハズレがないですね。
安定の読みやすさとエンタメ感。

ハシビロコウって、ちょくちょくいろんな作品でみかけるのですが、独特の魅力がありますよね。
本物を見た時、そのままでビックリしました。 

来年は未読の伊坂さんの作品を制覇したいです。

次点「君たちが生き延びるために」

こちらは小説ではないのですが、天童荒太さんが母校の高校生に向けたメッセージ集。
私も高校生の頃に読みたかった。

大人が読んでも面白いですし、思春期の子の親御さんにもおすすめです。
子どもが高校生になったら、読ませようと思っています。

まとめ

数は読めませんでしたが、良作に出会えて良かったです。

ブランクがあって良かったなと思えるのは、好きな作家さんの未読の本が図書館の棚に普通にあることですね。
かつては、新刊は図書館で予約して根気よく待つか、痺れを切らして買うかだったので。

図書館に読みたい本がたくさんあるのは、とても幸せなことだなと思います。
来年はもっとたくさん読めますように。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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