「ワンピース」と「鬼滅の刃」
未だ年齢問わず人気の「鬼滅の刃」
「鬼滅の刃」を詳しく知らない私の第一印象はYouTubeで流れてくるシーンに結構怖いのに子どもにこんなに受けるんだぁと感じました。
未だ我が家のキッズは毎日「鬼滅の刃」の歌を歌っています。
鬼滅の刃ヒットの理由
今回、会社でこのような興味深い記事を目にしたので共有したいと思い記載しました。
週刊少年ジャンプで連載されていた『鬼滅の刃』最近では映画も大ヒットとなり日本歴代
興行収入1位も獲得した「共感型」の作品です。
『鬼滅の刃』の主人公である炭治郎は鬼に家族を殺され、妹の禰豆子を鬼に変えられてしまいます。禰豆子を人間に戻すことが目的ですが、道中鬼と戦っていく中でも、ひたすら人を救うことに一義を置き、鬼にすらも「鬼になってしまった、そうならざるを得ない原因があったのかもしれない」と、隠された背景に思いを馳せ、救おうとする炭治郎は、他者への共感力にあふれていま
す。それこそが、女性にもファンが増えた理由といわれています。
ビジョン型ワンピース
一方、対照的な作品として『ワンピース』が挙げられます。週刊少年ジャンプでは「友情・努力・勝利」といったヒットの法則を元に作品がつくられているのは有名な話です。その法則に則ってつくられた『ワンピース』は20年以上にわたって週刊少年ジャンプで看板を張り続けている代表作です。
『ワンピース』は「海賊王におれはなるっ!」と宣言した主人公のルフィの目標(ビジョン)に賛同する仲間が一人、また一人と増えていきルフィを海賊王にする為に一丸となって戦っていく「ビジョン型」の作品です。
ビジネスにおける「共感型と「ビジョン型」」
それぞれをビジネスに置き換えると、「共感型」は、さまざまな人材がそれぞれの都合や背景を鑑みながら進める為、周りにも気を遣うことができ途中の落とし物にも気づく優しさが創出されます。
一方、「ビジョン型」は営業目標があり、「目標に向かってみんなで頑張ろう!」と進める為、賛同すればその人に惹きつけられるケースは大いにあると思いますが、前(目標)しか見ていない為、置いてきぼりになってしまう人や落とし物に気づかない可能性があります。
しかしながら、企業における「ビジョン」は重要な要素の1つです。
私達はどうしますか?
従業員が自分ごとに転換するには、「共感」が必要ということです。「ビジョン型」でリーダーシップを発揮しつつも、「共感型」でフォローをしながら進めていくことが重要だと言えます。
新しい生活様式が始まったように、ビジネスにおいても新しい変化を取り入れ成長したいですね。
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