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第20節青森戦game1と連敗脱出と若手の台頭
画像提供 りさこちゃん
こんにちは。
連敗脱出を賭けた青森戦game1ですが会場が選手・観客・運営その他関係者全員の気合が入るこのはなアリーナというのも追い風になったのでしょうか。
静岡 77-62 青森 ようやくトンネル脱出です。
2Qまずいターンオーバーで点差つめられたのはいただけなかったし、クロージングにも課題は残ったように思えるけどゲーム通してみれば高く評価していいんじゃないかな?
前節の熊本戦では不調に終わったリバウンドが青森の24に対して静岡55と復調したのは大きかった。
オフェンスリバウンド%にしてみるとより顕著にその優位性を感じることができます。
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この表を見ればわかるようにこの試合のベルテックスのリバウンド特にオフェンスリバウンドは出来過ぎともいえる数字。
シュートを打って外しても約半分はもう一度攻撃ができることになりますからこのアドバンテージは大きいです。
青森2に対して静岡17とセカンドチャンスポイントにその結果が良く顕れています。
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さらに副産物としての部分になりますがシューターとしてはこれだけリバウンドを拾ってくれれば思い切ったシュートが打てるというものです。
この試合もリバウンドの良さが功を奏したのか30.5%とリーグ最低に沈んでいる3P%も9/24 37.5%とまずますの数字を残すことができました。
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これをきっかけに3P%も上向いてくれればいいんですけどね。
逆に青森にオフェンスリバウンドを3本しかとられなかったのもベルテックスらしさの良く出た部分。
何度かこのnoteでも書いていますが、バスケットボールという競技では余程の力の差がなければシュートをすべて防ぐという事はできません。
それを考えるとディフェンスの目的はいかに難しいシュートを打たせるかという事になります。
そして難しいシュートを強いたことにより外れたボールを確実にものにするためのディフェンスリバウンドが大事になってくるというわけです。
そういった意味ではディフェンスの締めの部分をつかさどるリバウンドは超攻撃的ディフェンスを標榜するベルテックスの生命線とも言えます。
この試合でベルテックスが点差を詰められても粘り強く戦えたのはディフェンスリバウンドがその戦術の下支えをしてくれたからにほかなりません。
ただし改善が望まれる部分も少なからずありました。
まずターンオーバー21は多すぎる。
アベレージで今シーズン14.1と決して少なくないターンオーバーを喫しているわけですがこの試合ははるかに上回る21ものターンオーバーを犯してしまいました。
青森のインサイドのディフェンスが良く手を出してくることもあり#21ジョンくんと#26アンガスについた4という数字が目を引きます。
センターのプレーヤーがトップでもボールを持つ時間が長くなる傾向があるので狙われやすいというのもありますがここは減らしたい。
#3ゆーぞー#0まなやのポイントガード陣の場合ある程度のターンオーバーは仕方ないですがそれでも改善の余地はあるのかも。
とにかく15以下、できれば11くらいまでに抑えてくれればもっと余裕のあるゲーム展開ができるはず。
ファール数が多いのも気になる。
20以下が目標?シュートファールでなければ一つのクウォーターで4つまではフリースローにはなりませんから16を使い切るくらいが理想だと思います。
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シュートファールは即フリースローですからこれはご法度。
もっともマックス・ヒサタケ選手にダンク叩き込まれるくらいならファールして止めてもいいかもね。
フリースロー% 63.9%と決してフースローが得意な選手じゃありませんし、エースにダンク叩き込まれて勢いづかれるくらいならファールしてイライラしてもらう方が効果的な気がします。
ただしバスカンだけは厳禁でお願いします。
選手個人に目を向ければMVPはジョンくんで間違いないですがゆうさんとしては7得点2リバウンドに将来性を感じて#6たいすけにフォーカスをあててみたいと思います。
思い切りの良い3Pシュートが持ち味と自身で言うとおりこの試合も2/4 50%で決めることができました。
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入る入らないは結果論。
どれだけいいシュートを打つことができたかが大事になってくると思いますが、素人目に見ても無理なシュートはなかったんじゃ無いかな?
外国籍選手のいるペイントにも力強くドライブを仕掛けてファールドローする場面も見られてこれも高評価。
まだまだオフェンスのセットは頭に入り切って無いようだからもう少し慣れてくればもっとスムーズにシュートが打てそうだし、ペイントにも入っていけそう。
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ディフェンスはトランジションの意識が高く戻りが早いし、ボールマンへのディフェンスは結構なしつこさででぼくの好きなタイプ。
オフェンスリバウンドに飛び込まれるシーンが見られたのでボックスアウトだけはきっちりとやってもらいたいですけどね。
なにしろ若いのでここからの発展は未知数。
今はのびのびとプレーして器の大きな選手になってもらいたい。
たいせいもここから。
登 VELTEX!!