
第10節富山戦game1とポイントガードとターンオーバー
画像提供 りさこちゃん
こんにちは。
第9節熊本戦の記事を書くことができず忸怩たる思いのゆうさんです。
月末で仕事が立て込んだこともあってちょっと厳しかったです月火開催の記事を書く時間を作るのは。
言い訳なんですけどね。
まぁぶっちゃけ勝ちを収めたgame1ですらあまりいい試合とは思えず…game2に至っては何をかいわんやといったところでした、ぼくの感想としては。
game1、game2ともにPGが6つものターンオーバーを喫していることが気になっていました。
杞憂に終わればいいんだけれどと思っていましたが、それが次のゲームにこんな形で顕れてくるとは…
そんな書くもつらい第10節富山戦game1ですが、
静岡 71-86 富山 15点差の惨敗です。
思えば連敗した福岡戦…いやもっと前からか?ポイントガードへのプレッシャーをいなしたり跳ね返したりできずにオフェンスが停滞することが目立つようになったのは??
開幕以前ロスターが完成した時点からささやかれていたポイントガードの層の薄さと言うか若さというかその脆弱性がここに来て露呈してしまっている感じです。
この日のターンオーバーがチームで20。かなり深刻な数字ですが、そのうちポイントガードが犯したものが半数を超える11。
#3ゆーぞーが3 #10とおいが6 #25隆征が2。
ゆーぞーの3もアシストが3しかないことを考えれば決して褒められた数字ではないものの若い二人の数字は危機的なものになってきています。

とおい、隆征ともにアシストは0。
つまりゴール下やフリーの選手へパスを通そうとしてのターンオーバーではなくボールをフロントコートに運んでいる最中でのターンオーバーになっていることがうかがえます。
というよりフロントコートでオフェンスを展開する前の段階でのターンオーバーであることはゲームを見た方ならば誰でもがお分かりになると思います。
そしてそれはフロントコートの中でもバックコートに近い位置で起こる事が多く失点へ直結することも容易にご理解いただけるかと思います。
早い話がポイントガードが、チームでの攻撃を始める前に1on1でボールを失ったらゲームにならないよねと言う話です。
いくらベルテックスがディフェンスからリズムを作るチームと言っても良いシュートで終わらなければリズムが出てくるはずがありません。
ガードへのボールプレッシャーに負けて高い位置でしかボールを動かせずなかなかフリーの選手やミスマッチになっている選手にボールを供給できなければ良いシュートになるわけありませんからね。
何回もあったんだよ#21ジョンくん#26アンガスあたりがペイントの中でミスマッチを主張していることや、#11まっすーがフリーになっている時が…

また、とおい6と隆征2という数字を単純に比較してとおいの方がターンオーバーが多いと思い込むのも危険な考え方と思います。
この数字だけ比べれば確かにとおいの方がターンオーバーが多いですけどなにしろ隆征1分も出てないからね。

1分弱で2ターンオーバーは深刻な数字と思う。
これが今は種をまいて苗を育てる時期のチームであれば何も問題はないというかむしろこの程度のターンオーバーでプレータイムが与えられないことの方が問題視されるべきと思う。
”Bプレミアの創設を踏まえ、東静岡でのアリーナの整備に時期を併せてその時にチームの看板になる選手が脂ののった時期を迎えます。その為にとおいと隆征は使い続けます。たとえ今目先の1勝を失うことがあってもこの2人の成長のためであればそれは百年の計としてご理解ください。”
くらいの計画性と覚悟があればいっそ潔い。
ですが今シーズンでB1昇格を狙うというチームであれば自ずと考え方は変わってくると思います。
本気で上を目指すならポイントガードの強化は現時点で必須。
とうとう勝率5割となった今、特別指定で即戦力を連れてくるなり選手を入れ替えるなりなんなりしなければ手遅れになりかねないと危惧しています。
このあたりは森HCというより麻生GMの手腕が問われるところ。
個人的にはどっしり腰を据えて若手を育成してアリーナ完成に一つの照準を合わせてもらうのが好ましいんだけどね。
今小手先で動いてもあまりいい結果は生まれないような気がする。
虻蜂取らずは最悪のシナリオ。
ともあれ今は目の前のgame2に集中。
この状況からgame2立て直せたら森HC体制かなりのものと評価していいんじゃないかな?

今日は勝つ!
登 VELTEX!!
ただなぁ…観客数が伸び悩んでいるのも心配。
勝ち続けて上位争いしていなければライト層の集客ってやっぱり難しいのかな?悩ましい。