第7節青森戦game2と森バスケのスタンダードと今季の目標
画像提供 りさこちゃん
こんにちは。
かなり悔しい敗戦から一夜明けて迎えたgame2ですが結果
青森 69-79 静岡
3Qで一時一桁差まで詰められましたが前半作った貯金を守り切ってgame1の借りを返しました。
一応鹿児島の敗戦を受けてこのゲームで西地区首位になったわけですがまだ対戦が1巡してないこの時期ではあまり意味のあるものではないとは思います。
嬉しいですけどね、そりゃw
ただね、勝ったは勝ったけどいいゲームだったかと言えば…?な感じです。
game1で4/21 19.0%と撃沈した3Pが6/17 35.3%と大幅改善しましたがgame1が悪すぎて通常営業に戻ったというに過ぎず特別感はありません。
むしろgame1で33.3%きてたらあと3本は入ってるはず、そうしたら試合結果も…いやこれ以上言うまい。
ベルテックスのゲームの質の高さの話に戻しましょう。
要はこの試合が森HCの考えるベルテックスのバスケットのスタンダードに届いていたかという話です。
先ずgame1で25も喫して最大の課題となったターンオーバーですが8減らして17に改善しました。
改善したけどまだ17もくらったといった方が良いのかな?
ボール運びの段階でプレスかけられてターンオーバーを喫するのは論外。
もっとも今回は#2 J3が加入して間もない中で狙われやすい部分もあるでしょうからその部分は考慮しなければならないとは思います。
逆に大きなゲインを得るためにきわどいところをリスクを冒して通すようなパスをカットされてターンオーバーとかなら理解できるし何なら若手の多いベルテックスとしては大いに狙って欲しいくらいです。
例えば2Q 5:14のフリースローの後のポゼッション。
スペインピックの形から#3ゆーぞーが#26アンガスにパスを通そうとするんですがこれが合わずにターンオーバー。
このプレーを是とするか非とするかだと思いますが、ぼくは全面的に肯定派。
パスのタイミングこそずれましたがあってさえいればその後はアンガスのイージーダンクになるプレー。
アンガスの得点が伸び悩んでいるのもこのあたりのプレーの精度が高くなってくれば一部は改善されると思うんです。
シーズン序盤で合わない部分もあると思いますが続けていくことで必ずシーズン終盤では武器の一つになってくれると信じています。
まさしくリスクを冒してもおおきなゲインを得るためのプレーだと思います。
また24秒バイオレーションでのターンオーバーもチームが戦術の方針として時間をかけてでも良いシュートセレクションを求めるとしたら許容範囲かな?
ショットクロックを気にして中途半端なシュートを打って相手の速攻を招くくらいならむしろ時計が止まってディフェンスの準備ができる分バイオレーション取られても良しとできます。
それに比べると単純なパスミスや青森の得点後のインバウンズプレーでプレスかけられて犯すターンオーバーはいかがなものか?
結果被スティール12はファンとしてはいただけない以外の何物でもない。
でもって森ベルテックスのオフェンスを整理していくとこちらの記事でも書いたようにファストブレイクやインサイドへのパッシングゲーム、ポストプレーがその中心になるのかなと感じています。
その象徴が#11まっすーだとすれば今節彼が無得点だったことでオフェンスのレベルが決して高いものではなかったんじゃないかと推察できます。
それでも2Q 7:06にはいいファストブレイクが出ているのよ。
センターのアンガスがリバウンドを取ってポイントガードの#25隆征にアウトレットパスを出す。
スピードと高さのある#22マーテルが頑張って先頭を走って隆征からパスを受けて決めきるなんて理想中の理想。
センターがリバウンドを取る。ポイントガードが判断して先頭へパス。受けた選手がレイアップを決めきる。教科書に出てくるやつですよまさしく。
ただ、その本数が少ない…
この形がもっと出てこなければいけないんじゃない?
これが先シーズンのようにプレーオフ進出が目標のチームならば良しだと思うよ。
けど今シーズンは違うのよ。
社長も森HCも昇格が目標って言いきっちゃってるのよ。
だとすれば足りない足りない。
どんなプレッシャーを受けてもターンオーバーは最大10まで。
ファストブレイクポイントは20は欲しい。
それくらいやってくれて初めてB1昇格を狙うと言ってもらえれば現実感が出てくるというものです。
序盤で良い位置につけてしまったのでぼく自身を戒めるためにも厳しめの記事となってしまいましたが期待するものが大きいからこその記事です。
少しでも当たり前のプレーの質を高くして目指すは頂点。
登 VELTEX!!