ガジェット好きは超音波式加湿器を使わない
冬になると加湿器を使うと思いますが加湿器を選ぶなら2つの理由から超音波式はやめましょう
電気製品に悪影響がある
人間の肺に悪影響がある
■電気製品に悪影響
超音波式は空気中にカルキを巻き散らかします。
蒸発させているわけではなく水を細かくして送風機で空気中に放出しています。水に溶けている物質も空気中に出ていきます。
水の中に溶けているものはカルキやミネラルです。カルキの正体は塩素だとちまたでは言われますが次亜塩素酸ナトリウム(昔は次亜塩素酸カルシウムでした)という化合物です。
このカルキやミネラルが空気中に放出されるので電気製品の内部に侵入します。
カルキやミネラル(主にカルシウム)は金属で電気を通すのでショートが起きて異常動作や最悪壊れてしまうようです。
お気に入りのガジェットを長く使いたいなら使うのを避けましょう。
パソコン
ゲーム機
テレビ
スマホ
エアコン
粒子が細かいからどこにでも入り込んで壊れるみたいですね。
■人間の肺に悪影響
カルキを空気中に放出するといいましたが、カルキも肺にいいものでは無いと思いますが、それ以外に菌も放出されてしまいます。
カルキで汲みたての水は雑菌が繁殖しにくくなってますがそれでも長く置いておけば雑菌は繁殖します。加湿器のタンク内の水はなくなれば継ぎ足しますので掃除しないと菌が増えてしまいます。
増えた菌は空気中に巻き散らかされそれを吸い込むと肺に炎症が起きてしまうようです。
カルキも良くないです。
■加湿器を使うならスチーム式
昔ながらのスチーム式がカルキも雑菌の問題も解決しています。
カルキが空気中に放出されないかわりに機械の方にこびりつくので掃除が必要ですが加湿器だけの問題なので大した問題ではないです。
電気湯沸かし器の掃除と同じです。
スチーム式はランニングコストが高めですが熱になるのでかわりにエアコンなどの暖房費が安くなるはずです。
スチーム式の良いところはスマート温度計でログを取っていると分かりますが加湿を止めても湿度が下がりにくいです。ゆっくり下がっていくイメージです。
超音波式はそうではないです。
タイマー機能がないタイプはスマートプラグで制御しましょう。
スマートプラグならタイマーも設定できますし、
スマート温度計と連携して湿度が45%超えたら電源を切るなど柔軟に設定できます。
湿度が35%割っていたら通知が来るようにもできますしね。
水の管理が必要な加湿器は自動でONは辞めておいたほうがいいです。。。
スチーム式は昔はよく火事になったと聞きますしね。
空焚き防止機能は付いていますが。
スマートプラグの使い道を探していた筆者のような人にはシンプルなものでも良いですが一般の人は象印のがおすすめです。
象印の加湿器は一般家庭で必要な機能が全部入っているので評判が良いです。ただポットタイプは中身全部加熱するので無駄に電気を食う感じがしますね。沸騰させているときに同時に電子レンジを付けるとブレーカー落ちるかもしれません。その点、皿だけ加熱するタイプは消費電力的に利点が大きいです。
皿だけ加熱するタイプはタンクの方に雑菌が繁殖しやすいです。
雑菌が増えても沸騰するので衛生的には大丈夫ですがタンクの水受けに水が貯まるところがあるのですが雑巾臭がしてきます。
ポットタイプのほうが掃除も簡単で総合的に楽だと思います。
部屋で電気湯沸かしのスイッチを入れるとブレーカーが落ちるかどうかだけで判断して良いと思います。
スチームタイプは音に敏感だとちょっと使いにくいかもしれないです。