今日の経済市況
日経平均株価 21530.95円で引けた。
前日比は実に774.53円。
今日の下落を入れて三日連続で続落した。5月29日以来、約2週間ぶりに22000円を下回った。
他の記事で書いたようにアメリカだけでなく、中国の北京市などでもコロナウィルス感染者が増えはじめ、東京で昨日44人、今日6月15日48人の感染者を出し、「第二波」リスクを改めて認識した1日だった。中長期投資家は買いを控える一方で、短期筋の投資家は先物主導の売り。
アメリカダウの先物が下げ幅を広げる中で日経平均は投資家の心理的節目である22000円割り込み、ひいては200日移動平均(21755円)割り込み、下げ幅としては4月1日以来の大きさだった。
従来、200日移動平均線に接すると株価は再上昇することが経験則としてある。そのため今日の午前は先週の下げを受けても比較的穏やかだった。
(http://chart.fisco.co.jp/fisco/cgi-bin/index.cgi)CLUB FISCO より引用
上記の巣を見てもわかる通り、確かに2月終わりから3月終わりまで200日移動平均線を下回っているが、4月以降は持ち直し、下げても200日移動平均線を意識して反発している。
しかし、今回は200日移動平均線を割り込んでしまった。
そのため先にも述べたようにマーケットで言われている「2番底」が再懸念されている。