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ありがとう弁慶!〜五十肩よさようなら

【行政書士への道】とは少し逸れますが、試験勉強中にも悩まされていた、五十肩の話です。

発症~放浪

思えば2021年の夏、2回目のコロナワクチン接種のあとでした。
右腕にワクチンを打って、副反応の腕周辺のこわばりや痛みがあり、それがずっと治らないななぁ、と思っていたのですが、気が付けば腕が上がらないし、動かすと声が出るほど痛くなっていました。

それまでも肩こりなどはあったのですが、ここまでバリバリなのは初めて。
そこから約半年は、近所の整形外科を放浪する羽目に。
ぜんぜん効果があらわれず、むしろ悪くなっているようでした。
いま思えば…肩の状態を触ってもみないで、レントゲンだけで診断をされ、待合人数ゼロのクリニックは怪しさしかない!

牛若と弁慶に出会う

藁にもすがる思いで、訪ねた三軒目の整形外科。やっと信頼できるドクターに出会うことができました。
それもそのはず、いつも満員で人があふれるほど地域で人気の医院でした。症状とこれまでの変遷を伝えると、こんなパンフレットとともに、的確かつテキパキと説明してくれました。

弁慶と牛若丸の肩痛教室

こちら、第一三共さんの患者指導用に作られたものらしいのですが、すっごく分かりやすくて、希望が持てる内容なのです。きみに最初に出会いたかった……。

五十肩って何?
五十肩とは、‘’五十歳頃、肩を中心に痛みが生じ、時に腕まで広がり、やがで自然に治っていく状態‘’に対して、古くから使われてきた言葉です。
現在では、一般的に‘’肩関節周囲炎‘’と呼ばれる状態を五十肩というんだ。

弁慶と牛若丸の肩痛教室

五十肩って、やっぱり相当アバウトな定義なんですね。
あまりに治らないので、別の病気を疑うほどでしたが、先生いわく、
「痛みが発症してからの期間の分だけ、治るのに時間がかかります」と。
……すでに半年以上が経過していました。

ですが「必ず治るから大丈夫ですよ」と笑顔。牛若か!

武蔵坊弁慶と牛若丸(源義経)の物語は、幼いころお話レコードでよく聞いていて、なんだか親しみもあるんです。↓こんな感じの。

なにせ、強がりの弁慶が、じつは五十肩に悩まされていたという設定が秀逸!で、「拙者といっしょに五十肩を乗り切りましょう!」なんて体操はじめるんだから、愛おしくなっちゃいます。

パンフレットの内容そのまま動画コンテンツにしてほしいです。ぜったいニーズあるから。

信頼できそうな牛若先生と、同じ痛みに悩む(架空の)弁慶と出会ったことで、希望が持てました。信じて通うことにしました。

治療はヒアルロン酸注射して状態をチェックすることと、リハビリをセットにしていました。週一回、この曜日この時間が狙い目、というスポットを見つけて時短できることも分かりました。

聞き上手な理学療法士さん

毎週同じ時間に同じ理学療法士さんに約20分のリハビリをお願いしていました。その彼が、決してよく話すタイプではないのに、なんだか聞き上手。

気が付けば、過去の仕事や、いまなにをしているか(=無職で行政書士試験の勉強中)まで聞き出されてました……。

なので、週に一度「勉強どうですか?」なんて聞いてくれます。孤独な受験生としてはそれが意外にありがたく、いい意味でのプレッシャーでもあり、勉強の合間の息抜きにもなっていて、受験勉強期間のルーチンとなってました。

そんなこんなで通うこと約半年。10月ころにはやっと、痛みもいい感じに治まってきて、一旦通院&注射をストップしました、試験結果を伝えられてないことが心残りです。

伝えたいこと

もし腕が上がりづらくなって、五十肩(四十肩)かな?と思ったら……

  • 自己判断せずに受診しましょう。

  • 信頼できる医師を見つけることが第一。

  • 遅れれば遅れるほど、治すのに時間がかかると心得て、早めに対処しましょう。

わたしもまだ1割くらいは痛みがある状態なので、毎日のストレッチは欠かせません。ストレッチ気持ちいいですしね、習慣化できてよかったと思うようになりました。健康第一でいきましょう!



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長谷部 美子|行政書士オフィス ハナウタ
最期まで読んでいただけただけでも嬉しいです。スキをいただいたり、サポートいただけたら、すこしでもお役に立てたり、いいこと書けたんだな、と思って、もっと書くモチベーションにつながります。 いつかお仕事であなた様や社会にご恩返しできるように、日々精進いたします。