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事務所を引っ越すことにして、引っ越しました

昨日の「7のつく日の相談会を終了する理由」つづきです。

反省はあれど次のステップへ

となったのは、この8月に事務所を引っ越すことにしたのが、もっとも大きな理由です。拠点が変わるため、西荻窪での定期的な相談会も一旦区切りをつけることとしました。

思い返してみると、この流れは必然だったのかな、と思います。

開業にあたっては、事務所を杉並の実家に借りていました。
DIYリフォームしたり、お気に入りのモノを揃えたりして、それはそれは楽しんで、事務所を構えたわけなのですが。

結論。
自宅から事務所が、物理的に遠かった、、、に尽きました。

車で下道だと1時間強かかります。電車でもそれくらい。ドライブ好きなので往復の時間はまったく苦ではなかったのですが、ガス代もどんどん値上がりしていますし、電車賃も往復1,000円近く。判っちゃいたけど、コストが嵩むのに、収入がまったく追いつかない状態が長く続いていきます。

やっぱり有限な時間も、子育て中の身には、ボディブローのように効いていたように思います。

ことカフェの日や、敬老館のスマホ教室、支部の勉強会などには通っていたものの、もっと頻繁に通うはずだった!と日々思うことに。

やはり常駐に近いかたちで門戸を開いていないと、積極的にお客さまをお招きするのは難しいのですよね。地域密着でやりたかった当初の意図とのズレが生じていました。

はじめから分かってただろう、という突っ込み、自分が一番してました。
それなりに考えた末に決めたのに、結果的に甘かった、というわけです。

それでもがんばってあと数年、場所はそのままにギアチェンジする方向性もあったかと思いますが、もう一つ、重なった課題がありました。

家族の事情なので詳細な言及は避けますが、実家や家族のことと、自分の仕事の問題が渾然一体となってしまい、、、公私を分けられなくなってくると、けっこうきついんですよね。

ならば一旦離れてみるのが適当なのではないか、と結論しました。

よい引っ越し先が見つかった

引っ越し先は、自宅のある江東区のシェアオフィスです。ここが、条件的にも、感覚的にも、今の自分にぴったり合致した場所でした。

昨年探したときにはなかった物件だったのは、新築だから。
1人用の小さな小さな個室、当時見つけていたら一発でこっちにしていた、と思います。

それもこれも、タイミング

90年代のブラックビスケッツの、つい口ずさみたくなる曲が流れてきます。
なんとも、この歌詞のとおりなんですよね。

ズレた間の悪さも それも君の“タイミング”
僕のココロ和ます なんてフシギなチカラ

(中略)

ヒトも街も宇宙も まわれまわる“タイミング”
ヘンにね合わせ過ぎても たぶん辛いだけさ

『Timing』より(作詞:森浩美&ブラックビスケッツ)

刺さる! 失敗したことも、なんでだか和んでるし。まずは杉並で第一歩を踏み出す運命だったのかな、と思えます。

一人ではじめる未知の挑戦も、地元開業で家族や友だちに応援してもらえたり、自分が育ててもらった地域への愛を思い出し(まだなにも恩返しできてないけど)、温かい気持ちで過ごすことができました。

なにより昨日書いたとおり、地域のご縁がつながったり復活したりしたのは、とても心強いしこれからの糧にもなると痛感しています。

たった1年半でのお引っ越しも、『ズレてる方がいい』by エレファントカシマシ にも通じてて、私らしいのではないかと。

そんなこんなで、8月は少しずつ物を運んだり、住所変更の届け出をしたり、各方面の手続きをしたりの準備を並行していました。

近くなった分営業時間表記はすこし長くできるかな、などとまだ検討中。業務内容も見直しを図っていきます。9月から本格稼働の予定!

7のつく日の相談会は終わっても

8月27日がラストの西荻のことカフェでの無料相談会、正直寂しい……。だから定期開催は終わっても、イベント企画などで出店していきます。

さっそく9月4日(水)はエンディングノートづくりのワークショップ、絶賛参加者募集中です!

育ててもらった杉並区、大人になって家族を持った江東区、この両方でのお仕事ができたら言うことありません。

フットワーク軽くどこへでも行っちゃうのがわたしの強みでもありますから、都内全域で活動できる行政書士を目指したい!と思っています。

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長谷部 美子|行政書士オフィス ハナウタ
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