これからきっと、勘違いのオンパレード
自分のことってわからない。
よくよく言われるけど、確かにそうだと頭でわかっちゃいるが、実感って難しい。
「自分ってわからないな〜」
なんて毎日のようには、言わないし、思うこともなく。
あれやこれやと、内側ではなく、外側に目線がどうにもこうにも向かっていく。
そんなこんなで、私はたぶん、少し前まで自分のことをえらく勘違いをしていた。
それは自分が、「きちんとすることが向いている」ということ。
自分に自信があったわけじゃないですよ。ちゃんとしている!マジメだぜ!ということを自慢げにご披露したいわけではなく。「しないと嫌だ」と思っていると、思っていた。
なぜなら私は「きちんとすることが好きではなかった。得意でなかった」ということを発見したからだ。
あるとき、自分が常に、「〜しなきゃ。〜こうしなきゃ。」とドキドキしていることに気づいた。でもそれは、私が「きちんとすることを守りたいから」という気持ちでそれを「したい」と思って、自分が常にドキドキ焦っているんだと、長年思っていたのだ。
でも考えてみたら、何気ない会話で、「みんなとちょっと違うよね。」って言われたり、周りとちょっと「ズレてるのか?」を思うタイミングはちょくちょくあった。(ありがたくもみんな良い意味で褒める時にそう言ってくれる。)
ただ、言わせてほしい、
「みんな人ぞれぞれだからね!みんな違ってみんないい!」最高!なんだよ。
と周りから、「ズレ」を取り上げられるたびに思っていた。
でもその「ズレ」について通勤の電車の中で、ぽけえっと、「そんなにか〜」って思って、「まあズレてるようだけど、これが自分だよな」って感じた時に、「〜しなきゃ。」って思ってるのが妙に息苦しくなっていた。
考えてみたら、「周りができているから」「当たり前のようにやっているか」「できないと自分は良くない」「しっかりしなきゃ」そういう気持ちでいっぱいだった。
今思うと、確かに、それなりに息苦しかった。
学校のルールがなんとなく息苦しかったし、がちがちしたビジネスルールというのも得意でないし、先輩後輩体育会系!みたいなのも、息苦しかった。なんとなく、隠れるように過ごしていたようにも思う。
考えてみたら、
「守らないとなんかダメらしい」というのが好きじゃなかったのかもしれない。
なので、やめてみた。
自分の居心地がいいように物事を考えるようにしてみた。
ただ、そのなかで大切なことがある。
人を嫌な気持ちにはさせないこと。迷惑をかけないこと。
そうして内側に向き合って、苦しく物事を選択することを手放して。
知らないうちに、空気が、すっごく、気持ちよかった。
自分の大切にしたいことは、そばに置いて。
ノリと感覚でどうしてもやっちゃうし、よくよく考えたら、自分テキトーに生きているな〜!って思ったら、なんだか、とってもおかしくなった。
ホント、自分って、わっかんねえな〜!
まだまだ自分のことはわからない。
いまでもずっとわからない。おばあちゃんになっても、わからない。
今回の気づきだって、勘違いかもしれない。
でもふいの「発見!」ってちょっと嬉しくなる。
「勘違い」って悪くないね。
これからも、どうなることやら、楽しみだ。
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