映画クレヨンしんちゃん「しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦〜とべとべ手巻き寿司〜」を観た感想
しんちゃんの映画を観てきた。
しんちゃんの映画って、何というか
見てよかったってちゃんと心を震わせてくれるというか
ただのギャクアニメというだけでなく
家族愛であったり、社会問題であったりを
しんちゃんの映画を通して、笑いあり、涙ありで楽しくおかしく学ばせてくれる。
今回もそんな映画でした。
ということで、今回の映画の感想を書いていきます。
3D CGでしんちゃんが跳ね回る
今回の映画はいつもの平面のしんちゃんでなく
3D CGで立体的なアニメになっていました。
最初は違和感があるかな〜って思っていたんですけど
映画が始まるやいなや、いきなりしんちゃんとみさえが、どたばたの追いかけっこをしていて、3Dならではの躍動感に引き込まれてしまい、全く気にならないというか、息子はこっちのしんちゃんの方がよかったというくらい、高いクオリティーでした。
シリアスな場面、ピンチの場面もしんちゃんなら大丈夫
映画を見ているなかで、わりと緊迫した場面にでくわします。
ちょっと目を背けたくなるシーンもあったりします。
それでもしんちゃんは、そんな場面でもあいかわらずしんちゃんであり
笑いであったり、感動であったり、空気を変えてくれます。
安心して見ていられるところがしんちゃんのいいところですね。
生きる意味って何なの?
映画の中で、子供のころから両親は仕事・仕事で放置され、コンビニ弁当やお菓子などはふんだんに与えられているけど、ずっとひとりぼっちだった青年が描かれていました。
さみしい幼稚園時代
運動会でも誰も応援してくれる人がいません。
小学生にあがったころにはいじめられるようになり
両親は離婚
30歳の現在は無気力にティッシュ配りをしている。
唯一の心の支えだったアイドルも、他の誰かと結婚してしまう。
人生に絶望する青年、自分は何のために生きているのだろうか。
多かれ少なかれ、この青年のように生きる意味を見失う人って今の時代は多いのではないでしょうか。
今回のしんちゃんの映画では、この答えを明確に指し示してくれます。
この青年の過去の成長に、とある事情により立ち会うことになったしんちゃん。
ともだちはいないし、両親にも見捨てられたと感じている青年。
そんな青年だけど、しんちゃんは「なかま」だと手を差し伸べてくれるのです。
誰かに応援されることで、人は強くなれる。
そして
人は誰かのためだからこそ一生懸命になれる。
誰かを助け幸せにすることは、自分も幸せになれることなのだ。
自分が生きていて意味があるのか?
そんな疑問が少しでもあるなら、今回のしんちゃんの映画を観て欲しい。
自分が生きる意味。自分が何をすればいいのか。
その答えが見つかるかもしれませんよ。