「店長がバカすぎて」を読んで、改めて小説っていいなと思った話
先日、誕生日祝いだったのか、オーディブルが2ヶ月99円という破格のキャンペーンがあったので久しぶりに再入会しました。
オーディブルは99円とか半額とかやってくれるのでお得な時に聴いています。
解約しようとすると半額で引き留めてきたりだとか、お得に聴く方法はいろいろありますね。
で、僕はオーディブルではビジネス書は聴かずに、小説を聴くことが多いです。
小説って面白いと読み切るまで読んでしまうタイプなので、暇な時じゃないとなかなか手を出せないんですけど、オーディブルなら、ながらで聴けるのがいいですね。
ということでさっそく
「店長がバカすぎて」という本を聴きました。
いやーーーおもしろい
改めて小説っていいなと思わされる作品でした。
小説ってね、とっかかりが重たい作品もあったりするんですよね。
面白いという評価の高い作品だから、だんだん面白くなってくるんだろうなと思い、前半は我慢して読んでいることもあります。
なんだけどね、この「店長がバカすぎて」は
ポップでライトなタイトルの通り
気軽に手をだせて、そして最初からいきなり面白い。
そして最後まで面白い。
結局1日で聴いてしまいました。
さらに次の日に続編の「新・店長がバカすぎる」も1日で聴いてしまう始末。
もう結局読むでも聴くでも、面白いのは1日で読んでしまうのでした。
もうね、この本、書店員さんならマストで読むべきだし
書店員に限らず、接客業の人には共感できるだろうし
というか会社勤めの社会人でもうんうんと頷きながら読んでいることでしょう。
それだけ共感できるポイントがたくさんあります。
仕事は違えど、イラってくるポイントだとかは同じものがありますね。
そいういう主人公の心の声が存分に伝わってくるので、感情移入ができちゃうんでしょうね。
それから、思わずにやけたり笑ったりするポイントも多々あり、面白おかしく読ませてもらいました。
これだけ人を引き込む文章は、noteを書く上でも参考になるなと思います。
誰かの意見とかではなく、その人の感情がありありと伝わるところ。
行きつけの喫茶店や、実家の小料理屋とか、リラックスできる空間や美味しいお酒や食べ物を食べながらおしゃべりしている臨場感とか
そういうところにも惹きつけるものがあるのかなと思いました。
この本の主人公は、キレると上司にも怒りをぶつけるところがあるんですけどね、僕もこの影響を受けてか、最近のあまりの仕事の理不尽さに対して声を上げるようになりました。
こうやっていい意味で影響されるのも、小説って面白いなと思うんですよね。
そんなわけで、この「店長がバカすぎて」
最近、笑ってないなという方にはぜひ読んでもらいたいと思います。
オーディブル版が特におすすめですよ。
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