映画キングダム大将軍の帰還を見た感想
キングダムの映画を見てきたので率直に感想を書いていく。
ネタバレというか物語はマンガの原作そのままだったので、ネタバレについては気にしませんので、知りたくない方はここで閉じてください。
ということで感想を書いていく。
まず見て良かったか悪かったかで言うと。
「よかった」
それは間違いないのだけど、手放しで絶賛するほどでもなかったという感じかな。
映画を見て印象に残ったことは3つあります。
まず一つ目は「泣けなかった」ということ。
僕はここのところ涙もろい。
鬼滅の無限列車ではボロボロに泣いたし、しんちゃんやドラえもんでさえウルウルきたりする。
そんな僕なんだけど、大将軍の帰還ではピクリとも涙腺が反応しなかった。
泣けるシーンは多々あったはずなんですけどね。
尾藤の死だったり、王騎将軍の最後だったり。
村で無事を祈る女性のシーン、摎(きょう)の物語など、泣けるシーンは多々あった。
それでも、泣けなかったな。
これは何だろうな。
何と言うか、例えるならアニメで声優に混じって、一般の芸能人なんかがゲストで吹き替えに参加して、何か違和感を感じるような。
何か演技に安っぽさを感じてしまった。
特に泣きたいと思ってた訳ではないけど、映画を見るならハンカチ必須だったと言いたかった。
二つ目は「大沢たかおは意外と良かった」ということ。
キャスティングについては「うーん」と思うところがあったのですけど、実際に見てみたら悪くなかった。
大沢たかおさんは意外に腕の太さがあったりと、王騎として見れた。
反して吉川晃司さんの龐煖(ほうけん)は、鍛えてる感がなかったように思う。
王騎VS龐煖の戦いじたいはめちゃくちゃ良かったのだけど、そうした小さな違和感はずっと残っていて、残念だった。
それでも王騎の怪演のおかげで、作品としてはよい締まり方をしているなというところです。
三つ目はファルファルが最高だった。
騰(とう)と言えばファルファル兄さん。
実写でどんなファルファルを見せてくれるのかと思っていたけど、ちゃんとファルファルしてた。
このファルファルを見るためだけに2000円を払ってもいいと思えるくらい、ファルファルは最高だった。
しっかりとファルファルして、騰無双を見せてくれた。
映画を見てて一番心が震えたのは、最初にファルファルを繰り出すシーンでした。
ここまで割と辛口で書いてきたように思うけど、映画としてはすごく頑張って作られているなということも分かるできだった。
実際にエキストラなのか、CGなのか分からないけど、大人数で戦闘している様はよく描けていたのではと思う。
王騎と龐煖の戦いも、よく描けていたと思う。
キングダムファンの期待を裏切ることなく、しっかりとキングダムだった。
ということで、キングダムファンなら見て損はないと思います。
ぜひ生ファルファルを映画館で見てみてくださいね。