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百名山2座目 甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)

2021年09月19日(日)の登山記録です。
百名山2座目となる甲斐駒ヶ岳に日帰り登山しました。 1座目、前回の雲取山から約1ヶ月後となります。今回は単独での登山です。

前回の2,000m雲取山でも初めての高度でしたが、今回は一気に約3,000mの甲斐駒ヶ岳へチャレンジ。無謀にも日帰り/単独登山での挑戦です。平日の水曜日あたりで計画していたのですが天候が優れず延期して日曜日に。

前日20時頃に慌ただしく準備開始、23時頃に車で自宅を出発。

何故か、江ノ電の手ぬぐいですw
今は引退してますがサロモンのXA WILDはお気に入りでした。
いま見ると装備がまだまだですw ULスタイルのハズが。
アタックザック、結構重い鍋、アルコールランプ。。
この時はどうしても山頂でカップ麺が食べたかったのです^^;

尾白川渓谷駐車場に到着した頃には日付が変わって1時を過ぎていたので、速やかに車内で就寝です。駐車場はまだ空車がありましたが、それなりには埋まっていました。寝ている間にタクシーで来た登山者が2組ほど居ました。

朝5時半に起床、爽やかな朝です。速やかに着替えと準備をして6時前に出発です。

広くてトイレもキレイ。快適な駐車場です。日中は売店もあって便利。

標準コースタイムだと約16時間。6時スタート日帰りでというのは、今思えば結構無茶なスケジュールだと思います。今なら迷わずにスタートを1、2時間早める方と思います。当時は暗いうちに山に入ることが難儀でしたので日の出を待ってのスタートです。
(13時間で下山。ヤマレコで記録を見ると0.7程の速度でした。皆さま、ゆとりのある計画を!!)

駐車場からすぐに登山口があります。
不思議な、顔にみえる看板を横目に進んでいきます。


甲斐駒神社を抜けると吊橋。


吊橋は細く狭いため、同時に渡れるのは5人までです。


1時間ほどで笹の平分岐です。山頂まで7時間という表示^^;
長い道のりですがドンドン登っていきます。

出発から2時間。気持ちの良い森。


刃渡りの手前辺りです。
森を抜けると突然視界が開けて絶景が。雲海も見れて最高です。


刃渡りを超えた辺?八ヶ岳が良く見えます


階段が結構出現します^^;全身運動ですね。


3時間経過した辺り。屏風小屋跡


激しい登りが続きますw
ちいさな女の子姉妹がものすごい凄いスピードで登ってきました。
あっという間に抜かしていきました。トレラン練習のようです。将来有望ですね。


4時間経過、やっと七丈小屋に到着です。
気分的にはもうすぐ山頂、のつもりでしたが・・・


小屋を過ぎると富士山側が見えるようになりました。地蔵岳のオベリスクが良くわかります。いつかオベリスクに登ってみたい、と思いました。


5時間経過(11時)した頃に撮影。象徴的な剣、本当にカッコいい。
石板も歴史を感じます。ここまで運んだのも凄い。。


このあたりに来てようやく山頂が拝めた。ズームでもこの有り様^^; 
八合目御来迎場の手前


11時半、八合目御来迎場(約2460m)に到着
その名の通り、まだ8合目^^;


下からズームで見えた2本の剣。やっとここまで来た。12時過ぎ。


12時40分ごろ。ようやく山頂直前。
高度2700m位から頭痛と軽いめまいが始まった。


13時に山頂へ到着。少し前まで晴れ渡っていたのに、突然ホワイトアウト(泣)
風が強く冷たく上着無しでは居られない寒さ。柿ピーが無駄に多いw


山頂に着いてからお湯を沸かす。風が強く全然お湯が沸かないwアルコールストーブでは役不足か。岩の隙間に移動して再チャレンジで何となくぬるそうな?熱湯をカップ麺に注ぎ食す。

コープヌードルですが、味は日清カップヌードルですw
麺は固めに仕上がりました。感動の味でした。


目的も果たしたので急いで荷物を撤収し下山を試みます。山頂には結局45分も居ました。カラダが冷え切った。

山頂のわらじ。45分も居たのに晴れ間が出ないという。。。また来いということか。


当初の計画よりもかなり時間が遅れており、無事に下山できるのか不安になり始める。小屋のあたりで知り合った年配の男性と記念写真を撮ってから日暮れ前に下山できるように頑張ろうと決意する。

山頂から少し降りたら雲が消えていった・・・
お陰で良い写真が撮れました。


15時、小屋まで戻って来た。コカ・コーラを購入。飲みながら頑張って下山を試みる。はしごが多く、なかなかスピードが出せない。モバイルバッテリーが(満タンなのに)まさかの全く充電できず、スマホのバッテリーも厳しく、ここからは写真なし、となりました。

刃渡りに着いたのが17時ごろ、笹の平分岐18時、この頃にはもう日が暮れて真っ暗に。ヘッドライトをリュックに入れていたので何とか助かった。1時間ほど暗闇を歩く。19時に駐車場に到着です。

まだ駐車場の売店がやっていた(正確にはしまっていたが人が居た)ので、食べ物と飲み物を買って食べる。途中で水が切れてしまい、生き返った。
翌日は有休とっていたので温泉入ってから高速SAで仮眠してから無事に帰宅。車の中で一日を振り返りながらもう一度、充実感を味わいました。

という事で、日本百名山の2座目は長い一日でした。
あと98座、長い道のりです。


ご覧いただきまして、ありがとうございました。

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Yoshi
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