高校にも塾にも行かずに京大に合格した塾長が運営する『探究学舎』。その体験授業に小2の息子と行って来た。
スマホで写真を売買できる、スナップマート代表の岡(@yosukeoka)です。
探究学舎という一風変わった学習塾が東京・三鷹にあります。
何が変わっているのか、というとまず塾長。そして授業内容。
塾長は宝槻(ほうつき)泰伸。何が変わっているかというと高校に行かずに京都大学に合格している。ただこれだけではない。宝規家は3兄弟なのだが、3人とも高校に行かずに京都大学に合格しているのです。
これは強烈な父親の影響によるものだそうで、興味のある方は下記を参照ください。
そんな塾長が運営する探究学舎は、通常の塾の授業とは違います。
何が違うのかというと、下記の点。
①知識の暗記ではなく、明確な答えのないことも含めて物事を考えさせる
②子供の思考は大人の思考に引けを取らない
③結果として、子供が知的好奇心を満たすことに喜びを覚えている
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①知識の暗記ではなく、明確な答えのないことも含めて物事を考えさせる
今回の体験授業は『ロボット編』だったのですが、その中で出てきた問いを皆さんにも。
これわかります?
【①ロボットとそうでないものを分けてください】ルンバ、ダースベイダー、アームロボット、自動販売機、ブリキのおもちゃ、ラジコン、アップルウォッチ、自動ドア、時計、冷蔵庫、アイボ、ポピー、ロビー、ドローン【②その上でロボットを定義する要素を3つ上げてください】
ロボット工学とかを専攻、とか、相当なロボット好き、でない限り大人でもわからないですよね?
そういった問いを子どもたちに与えるんです。
②子供の思考は大人の思考に引けを取らない
子どものチーム6がチーム、大人のチームが2チームあったのですが、子供の全チームが3つの要素のうち2つを当てました。
逆に大人チームは1つしか当てられず。。。
定義する要素も諸説あるので、一概には言えないのですが、子供の思考は大人と比較しても劣らない。むしろ優れている部分すらある可能性を感じました。
ちなみに上記の②の回答は
・感知する
・駆動する
・学習する
だそう。
更にマニアックなロボットをカテゴライズし、カテゴリに名前をつける、というクイズもあったのですが、見事に全問正解したのは子供チームで、大人チームの正答率は60%くらいでした。。。
子供凄い。。。
ちなみに下記の人物って誰かわかります?
この写真見て子供が即答するんですよ。。。
参加してる子供の知識も凄い。。。
(答えは一番下に)
③結果として、子供が知的好奇心を満たすことに喜びを覚えている
宝槻塾長が講師を務めるのですが(子どもたちからは「やっちゃん」と慕われている)、答えを評価するのではなく、思考や気づき、意見を述べる姿勢を褒めるので、子どもたちが学習(インプット)と発言(アウトプット)に積極的になるんですよね。
子供が間違いを恐れない。
だから面白いし、知的好奇心も増すし、『学ぶ』ということに対してものすごくポジティブになってました。
これって凄いなと思うんです。
恐らくですが、塾長が子どもの能力を信じていて、それが子供に伝わるんだろうな、と思ってます。
だから接する態度もすごくフラットなんですよね。
必要以上に指示することもしないし、逆に持ち上げることもしない。
一人の対等な人間として接する姿勢は、通常の学校では取りにくい人間関係だろうな、と思います。
そんな体験授業を受けて、息子の感想は『絶対にまた授業を受けたい!そして小学校の授業を全部やっちゃん(宝槻塾長)がやってくれたら良いのに。。。』と。
父親としても200%同感。
幼い時から学ぶ喜びを得られるという事は、大人になっても学ぶモチベーションを得られるし、不確実性を増すこれからの世の中で、確実に財産になると思うのです。
息子の要望を受けて探究学舎の冬期講習にも申し込み済み。
大人も同席できるのと、大人が聞いても非常に面白く、また塾長の資料の作り方、子供の興味のもたせ方、プレゼンの仕方は仕事にも役立つので、ご興味のある方はぜひ!
【写真の人物の答え】
田中久重。
江戸時代後期から明治にかけての発明家で東芝の創業者だそうです。
からくり時計とか作ったらしい。。。
ふつー知らないよw
Twitter:@yosukeoka
Facebook:岡 洋介
Instagram:@concordestar
スマホで写真が売買できる、スナップマートの代表取締役社長。
2018年10月に第2子誕生し、絶賛夜泣き対応中。
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