【マネースクリプト】富豪に学ぶお金との向き合い方
こんにちは。尾田です。
お金に対する考え方や態度は、個人や家庭によって異なります。
突然ですが、あなたは『お金』と聞くとどのようなイメージが浮かびますか?
・地位や名誉の象徴
・お金があったら幸せになれる
・お金お金って汚い、なんとなく嫌悪感が先に来る
・とにかく守るべきもの
などなど本当に人それぞれ抱いているイメージが違います。
このようなお金に対する意識のことをマネースクリプトといいます。
そしてこの価値観の違いは、その人の幼少期の親や周囲の大人がどのようにお金を使っていたかによって影響されるそうです。
そしてそのマネースクリプトこそがあなたがお金持ちになれるかどうかを左右すると言われています。
今回は、異なる金銭価値観に焦点を当て、それぞれの特徴と意味を解説していきます。マネースクリプトについて考えてみましょう。
マネースクリプトは4つに分類される
マネースクリプトは大きく金銭崇拝、金銭地位、金銭忌避、そして金銭警戒に分類されます。
順に解説していきます。
① 金銭崇拝
金銭崇拝は、お金を成功や幸福の象徴と見なす価値観です。この考え方では、豊かさや物質的な成功が個人の幸福感や社会的な地位に直結すると信じられています。金銭崇拝者は、成功や幸福の達成に向けて積極的にお金を活用し、投資やビジネスに積極的に取り組むことが一般的です。
② 金銭地位
金銭地位は、お金を社会的な地位や権力の象徴とみなす考え方です。金銭地位を重視する人は、成功や尊敬を得るためにお金を利用し、他者との比較において経済的な成功が重要だと考えます。彼らはキャリアやビジネスの成功を通じて、社会的な地位を築くことに注力します。
③ 金銭忌避
金銭忌避は、お金に対して否定的な価値観を持つ考え方です。金銭忌避者は、お金が不幸や複雑さの原因であると考え、お金に対する過度な執着を避ける傾向があります。彼らは単純な生活や物質的な欲望を抑え、お金に縛られない自由な生活を追求します。
④ 金銭警戒
金銭警戒は、お金に対して用心深い態度を持つ考え方です。この価値観では、将来の不確実性やリスクに対処するために賢明なお金の管理が重要だと考えられています。金銭警戒者は、節約や投資の多様性を重視し、将来に備えて資産を築くことに注力します。
一番金持ちになりやすいマネースクリプトは
結論:①の金銭崇拝です。
日本人の特徴として、お金持ちになりたいという人は多いのに、なぜかお金に対するどこか汚らわしい・品がないというイメージ(③金銭忌避)を持っている方が多いです。
しかし、残念なことにオープン大学とノルウェー大学が共同で研究した「お金持ちに共通するマインド」をアンケート形式で調査した結果、『金銭忌避が一番お金持ちから遠ざかる』という結果が出ていて、金銭忌避の数値が1上がるごとにお金持ちになる確率が8.6%下がるそうです。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/cfp2.1158
お金があれば自由になれる!もっと人生良くなる!といったプラスの意識を持つことがお金持ちになりやすく、
良くも悪くも慎ましい日本人らしい考え方が、皮肉にもお金持ちから遠ざけてしまうということですね。
まとめ
お金に対する価値観は多岐にわたり、人それぞれ異なります。金銭崇拝、金銭地位、金銭忌避、金銭警戒といった異なる価値観を理解することで、自分のお金に対する意識を深め、賢いお金の使い方を見つける手助けになるでしょう。
お金持ちになりたい人はお金に対してポジティブになりましょう!
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