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【詩】 ようこう

はるか彼方から
とどけられる陽光は
まぶしくて
肌寒い皮膚には
あたたかくて
不安をやわらげてくれる
大照明だ

屋根を照らし
道路を照らし
川をきらきら
色づいた木々の葉 あざやかで
すきまから
木漏れ日

生活に追われて
ありがたみ わすれても
あすもまた
あたたかなひかり 浴びたいと
目を閉じ焦がれる
夜はながくて

No.105


※ X投稿詩を書き直したものです。

お読みいただきありがとうございました。なにか感じていただければ幸いです。